PHPのエラーログの出力場所を設定する方法
PHPのエラーメッセージをエラーログ(テキストファイル)として出力したい場合は、php.iniファイルのerror_logでエラーログの出力場所(出力先)を設定すればよい。
(1)php.iniの現状設定を確認する。
(php.iniの保存先が分からない場合は、phpinfoで確認すること。)
php.iniファイルの一部(Windows版PHP5.2.0例)-----------------------
; - Show all errors, except coding standards warnings
;
error_reporting = E_ALL
《略》
; Log errors to specified file.
;error_log = filename
; Log errors to syslog (Event Log on NT, not valid in Windows 95).
;error_log = syslog
------------------------------------------------------------------
※「error_reporting」でエラーが表示される設定になっていることを確認する。
※「error_log」の設定が有効でない場合はログが出力されていない。この設定の時、phpinfoで確認するとerror_logはno valueとなっている。
(2)php.iniの設定を変更する。
例えば、「;error_log = syslog」の記述の直後あたりに
error_log = "D:\phplog\error.log"
と追記し、Apacheを再起動すれば、Dドライブのphplogフォルダにログが出力されるようになる。
※phpinfoで確認してerror_logが指定したフォルダ名(例ではphplog)となっていることを確認する。
※「D:\phplog\error.log」の「phplog」というフォルダ、「error.log」というファイル名は私が適当に作成したでフォルダ名、ファイル名は任意に指定可能。