「9h nine hours ナインアワーズ成田空港」に宿泊
今日は、成田空港の中にあるカプセルホテル「9h nine hours ナインアワーズ成田空港」(住所:千葉県成田市古込1-1 成田空港内第2旅客ターミナル)に宿泊した。
宿泊時の感想などを以下に記す。
成田空港内の通路の柱には、「9h nine hours ナインアワーズ成田空港」の巨大広告が巻かれていた。
矢印(→)が広告にあるので、ホテルまでの進むべき道が分かる。
《空港内の柱に巻かれていた広告に記載されている内容》
カプセルホテル ナインアワーズ 成田空港
Capsule Hotel
nine hours Narita Airport
Stay 宿泊 ¥3900〜
NAP 仮眠 ¥1500〜
2時間目から+500円/h
+500 yen/h after the 1st hour
SHOWER シャワー ¥1000
1時間以内
Limited to 1 hour
24時間チェックイン
第2旅客ターミナルビル直結[第2駐車場ビルB1F]
Open 24 hours
1 minutes from Narita Airport Terminal 2
※料金体系は色々だが、私の今回宿泊時に支払った料金は、「スタンダートプラン」で5900円(消費税込)だった。
ナインアワーズ成田空港の看板にある矢印「↑」の表記から、この道(第2駐車場ビル連絡通路)を進めばよいようだ。
第2駐車場ビル連絡通路を進んでいった先には、またナインアワーズ成田空港の看板があり、斜め左上の矢印表記があった。
自動ドアから建物内に入った左手にはエスカレーターがあったので、エスカレーターで上の階に進む。
ナインアワーズ成田空港の玄関前。
カプセルホテルではあるが、黒色基調でお洒落な雰囲気が出ている。
フロント付近で並ぶ人々。
私も並び、順番を待つ。
この時に知ったのだが、カプセルホテルは男性、女性どちらも利用できる。
男性と女性のフロアは完全に分かれているので、男性、女性どちらも安心して利用できそうだ。
※フロント前の左右にあるドアで男女別のドアがある。この写真にもフロントに向かって右手のドア(女性用)が写っている。
フロントのスタッフは若い女性3名で、応対が丁寧で好感が持てた。
フロント前は狭く、待合ロビーのようなものはない。もっとも、空港内の至る所にロビーみたいなものがあるので、それで代用できるから、カプセルホテル内にわざわざ設ける必要はないだろう。
フロントでチェックインを済ませ、受付のスタッフの人から、カプセルホテル専用の着替え、バスタオルなどを受け取り、男性用ロッカールームに入る。
男性用ロッカールーム。
最近できたばかりのカプセルホテルだということもあるのか、まだ新しくて古びた印象がなく、綺麗だった。
床の色は黒色で、ロッカーは灰色で、長椅子は白色で、それぞれ単色のシンプルデザイン。
素直にカッコイイデザインだと思った。
ロッカーは鍵付で、鍵はチェックイン時にフロントで受け取ったものを使う。
ロッカーに自分が着ていたスーツやビジネスバッグを入れた時の様子。
備え付けのハンガーが2つあったので、1つを使い、スーツを吊るした。
ロッカーの下段には、キャリーバッグを入れることもできた。
洗面台とトイレ。
どちらも清潔そうだ。
カプセルルーム。
マナーが守られていて、話し声などは聞えず、静かな雰囲気が漂っている。
カプセルは、上段と下段に分かれており、本日私が寝泊りしたのは、下段のカプセルだった。
カプセル室内の様子。
足元側に上布団が綺麗に畳まれている。
シーツは最初から敷かれており、枕もそのまま寝られる位置に配置されていた。
カプセル室内にはコンセントがあったので、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの充電を行うことができる。
カプセル室内の足元側(=出入り口側)では、ブラインドを下ろして目隠しをすることができる。
早速、上布団をかぶって寝たいところではあるが、寝る前にシャワーを浴びておきたかったので、シャワールームに移動する。
シャワールーム。
個室となっており、鍵がかけられるのが嬉しい。
鍵をかけた密室内であるため、周囲を気にせず気軽に着替えができることや、盗難をあまり意識せずに物を置いておけるのが嬉しい。
シャワールームの個室内の様子。
小さいながらも荷物置き場の棚が2段ある。
シャワー室内と着替えスペースの間にある壁はガラス張りになっており、狭い個室内だが、ガラス張りであるおかげで開放感を感じて広々とした気分になる。
シャワー室内には、備え付けのシャンプー、ボディーソープがあり、無料で利用できる。
シャワーヘッドは面積の大きな丸型で、気持ちよく大水量のシャワーを頭から全身にかけて浴びることができて、大変気持ち良い。
宿泊客であれば、シャワーの利用は無料で、特に時間制限などの制約もない。
マナーの意識は大切なので、混んでいる時はシャワーの時間を短くするなどの意識は必要かと思うが、物音がほとんど聞こえなかったことから、今日のこの時間帯は(24時頃)は、混んでいる様子はなさそうだった。
シャワーを浴びてさっぱりした後で、カプセル室内に戻り、上布団をかけて就寝。
翌日は、成田空港を午前6時5分に出発するジェットスターの飛行機に乗る予定。
ジェットスターの場合、出発時刻の30分前に搭乗手続きを完了している必要があるので、午前5時35分までには手続きを完了しておく必要がある。
いくらカプセルホテルが成田空港内にあり、ジェットスターの手続きカウンターまで5分くらいの距離であったとしても、遅くとも午前5時には起きた方がよいだろう。
午前5時に起きても、チェックイン締切時刻の35分前に起きても、余裕で飛行機に間に合うのは、素晴らしい。
もちろん、5時に起きると、朝がバタバタするから、4時30分には起きよう。
起きたら、午前5時20分だった。
チェックイン締切時刻まで、15分しかない。
普段、滅多に寝坊をしないので、久々の寝坊だった。
時計を見て一瞬思考が停止したが、大慌てで着替えとフロントでのチェックアウトを行い、空港内の通路を駆け足で移動する。
空港内のホテルだから、電車やバスやタクシーなど乗り物を利用しなくてよいから、乗り物から受ける時間的な制約を気にしなくてよいのは助かった。
ジェットスターの搭乗手続きは、何とか午前5時35分までに終わった。
1分以上の余裕があった、と思う。
飛行機には無事に乗ることができた。
空港内にあるホテルでなかったら、今回の寝坊は挽回できず、きっと飛行機に乗れなかったと思う。