【サクラエディタ】半角スペースを改行に置換する方法 - 正規表現で置換
サクラエディタで半角スペースを改行に置換したい場合、置換画面で正規表現オプションを使えばよい。

サクラエディタの置換画面(正規表現で半角スペースを改行に置換)。
- 「置換前(N)」には半角スペースを入れる。
- 「置換後(P)」には「¥r¥n」を半角で入力する。
- 「正規表現」のチェックボックスにチェックを入れる。
「すべて置換(A)」ボタンを押下することで、1ファイル内の全ての半角スペースが改行に置換される。
置換対象が「I am a cat.」であれば、
Iam
a
cat.
に置換される。
置換対象が「私は猫である。」であれば、半角スペースが含まれないから何も置換されない。
※例として「半角スペース」を置換対象にしているけれど、置換対象は何でもよい。
サクラエディタで半角スペースを改行に置換するのはどんな時か。
少なくとも2つほどは思いつく。
(1)半角スペース区切りの文を単語単位でバラバラに分解してExcelやGoogleスプレッドシートの列に貼り付けたい時
置換対象に英文等の半角スペース区切りの文が含まれていた場合は、1単語ずつ改行される。これらはExcelやGoogleスプレッドシートの1つ列に並ぶセルごとに1単語ずつ簡単に張り付けることができる。少し工夫をすれば、重複単語のカウント(=頻出単語の想定)、出現順序、パターンなどの考察に使える。本日、私は趣味でそんなことをし始めている。
(2)データ変換作業、データ解析作業をする時
顧客からもらったデータベース等からの出力データを自社システム用に都合よくデータ変換するため、あるいは、データ構造が不明であるためデータ構造を解析するため、という目的で半角スペースを改行に置換することがあるかもしれない。特に解析作業においては、とりあえず半角スペースを改行に置換することは最終納品物としては不要であっても、データ構造を推測をするために目視でデータを眺めざるをえない、ということもありえる。テキストデータでデータを開いてみて、横スクロールが発生する状態で横に並んでいるよりは縦に並んでいる方がまだ分かりやすい、ということであれば、機械・システムにとっては不要でも、ひとまずは人が理解する上で、とりあえず改行かな、ということはありえる。そんなことはあまりないはずなんだけれど、色々とやっていると色々と起きる。 滅多にはないことだけれど、知っていると助かることもある。
さて、(1)の続きをしようっと。