RICOH THETA SC ホワイトを値引きしてもらった上に無料の三脚をもらった

秋葉原のヨドバシカメラで360度撮影ができるカメラ・RICOH THETA SC(リコー シータ エスシー)を購入した。

普段の私は外に出かけて買い物をすることを面倒だと思ってしまう性格なのでAmazonや楽天などのネットショップで購入することが多いのに、何故ヨドバシカメラで購入したのか。

新御茶ノ水駅前のカフェ・ベローチェで飲み物を飲むと無料でもらえるフチネコ。
それをもらうために、最近は休日は家に引きこもっていたのに、カフェまで足を運んだ。
カフェでのんびりとしているうちに、新御茶ノ水駅から秋葉原まで歩いて行けそうだということに気づく。
歩いて15分ぐらいか。

シータを購入したい気持ちは強かったので、15分ぐらいなら、と思って秋葉原のヨドバシカメラまで歩いて行く。
シータの売り場でRICOH THETA SCの値段を確認すると、税込24,300円。
Amazonだと税込21,850円できるようだったので、Amazonで購入するよりも2,450円も高いことになる。

普段の私であれば、値段の高いヨドバシカメラで購入することはやめてAmazonで購入していたであろう。
このカメラを購入するために妻に事前に相談していた。
妻との会話を思い出す。

「お父ちゃんは、いつもAmazonで購入するけれどAmazonが最安とは限らないよ。他のお店ときちんと見比べないとダメだよ」
「じゃあ、ヨドバシカメラにでも行けばいいんかな?価格.comで値段を見ても、Amazonよりもかなり高いよ」
「値切るんよ。どこまで安くなるのかはお父ちゃんの腕次第よ」
「うーん、分かった」

私も年を重ねたせいか、家電量販店で値段を聞くことについては勇気を出さなくてもよくなっていたので、気軽に聞いてみた。

「シータの購入を検討しているんですけど、値段はいくらになりますか?」
「今、キャンペーンで2,000円引きにしています」

2,000円引きだと、税込24,300円が税込22,300円になる。
Amazonの値段は税込21,850円だから、値引をしてもヨドバシカメラの方が450円高い値段となるけれど、ヨドバシカメラの場合、購入額の10%がポイントとして還元される。
ポイント分も実質的な値引きとして考えると、税込22,300円の10%は2,230円だから、22,300円から2,230円を差し引くと、20,070円。

ヨドバシカメラのRICOH THETA SCの値段は20,070円と考えても良さそうだ。
こう考えると、Amazonの税込21,850円という値段よりも1,780円も安くなる。
価格.comで事前に調べていたから知っているのだけれど、この値段はどの店舗よりも安い値段。
ひょっとして全国最安の値段!?
そんなことを考えているうちにも、店員さんの説明は続く。

「さらに、販売促進の特典として自撮り棒を無料でお付け致します。純正品を購入すると4,000円ぐらいはしますので、かなりお得だと思いますよ」

三脚は欲しいけれど自撮り棒はその時は欲しいとは思っていなかったので微妙だとは思ったけれど、4,000円ほどの価値があるという自撮り棒を無料でもらえるのであれば、約20,000円の値段が約16,000円に下がるようなもの。
もちろん、本当に4,000円もの価値があるようなものを無料で配っているとは考えにくいので実際にはもっと安い価値なのだろうけれど、それでもこれはお得感があると感じた。
なお、この自撮り棒は単なる自撮り棒ではなく、後に「妻は賢すぎる」と感謝しまくる事態になるほど良い物であった(後述する)。

「分かりました。それでは、購入します」
「ありがとうございます」

シータの色は迷った末に、ホワイト(白色)にした。
一人暮らしをしているアパートに戻ると、開封の儀を行い、シータの写真を撮りまくる。

RICOH THETA SC ホワイトの箱
RICOH THETA SC ホワイトの箱。

RICOH THETA SC ホワイトの箱の裏側
RICOH THETA SC ホワイトの箱の裏側。

手に持っていると、とても軽いことが分かる。
あまりにも軽いので、箱の中身が空っぽなのではないかと心配したほどだ。

RICOH THETA SC ホワイトの箱の蓋を開いた様子、説明書
RICOH THETA SC ホワイトの箱の蓋を開いた様子、説明書。

箱に収まるRICOH THETA SC ホワイト本体
箱に収まるRICOH THETA SC ホワイト本体。

RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがない側)
RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがない側)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがない側、斜めから見た様子)
RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがない側、斜めから見た様子)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(電源ランプ、電源ボタン、無線ボタン、撮影モードボタンがある側面)
RICOH THETA SC ホワイト本体(電源ランプ、電源ボタン、無線ボタン、撮影モードボタンがある側面)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがある側)
RICOH THETA SC ホワイト本体(シャッターボタンがある側)。

シータを手に持って撮影する時にはこのボタンを押して撮影する。
スマホやタブレットのアプリでWi-Fiでのリモート撮影をするのであれば、このボタンは押す必要がない。

RICOH THETA SC ホワイト本体(ボタン等が付いていない側面)
RICOH THETA SC ホワイト本体(ボタン等が付いていない側面)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(USB端子が付いている底面)
RICOH THETA SC ホワイト本体(USB端子が付いている底面)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(マイク、スピーカーが付いている上面)
RICOH THETA SC ホワイト本体(マイク、スピーカーが付いている上面)。

RICOH THETA SC ホワイト本体(付属の本体収納ケースとUSBケーブル)
RICOH THETA SC ホワイト本体(付属の本体収納ケースとUSBケーブル)。

RICOH THETA SC ホワイト付属の本体収納ケース
RICOH THETA SC ホワイト付属の本体収納ケース。

RICOH THETA SC ホワイト本体を梱包していた袋に記載されているカメラレンズに関する注意事項
RICOH THETA SC ホワイト本体を梱包していた袋に記載されているカメラレンズに関する注意事項。

Glass Lens - Handle With Care

レンズはガラス製のため取扱注意

レンズの球面が飛び出ているため、うっかりしているとレンズを硬い物や地面にぶつけて割ってしまいそうだ。
幸いにもまだ壊したことはないけれど自分の眼鏡やiPhoneを何度も地面に落としている私としては、かなり注意をしておかないとシータを地面に落としてレンズを割ってしまいそうだ。

RICOH THETA SC ホワイト本体(付属の本体収納ケースに収納した様子)
RICOH THETA SC ホワイト本体(付属の本体収納ケースに収納した様子)。

本体収納ケースの布地は厚く、丈夫そうであるから、単なる収納ケースというよりかは保護ケースといったところ。
丈夫な保護ケースでレンズ面をしっかり覆い隠せるので、カメラ運搬時にレンズが割れてしまう事態については避けられそうだ。

RICOH THETA SC ホワイト本体(充電中のため電源ランプが点灯)
RICOH THETA SC ホワイト本体(充電中のため電源ランプが点灯)。

ヨドバシカメラの店員さんからは、購入時の製品は充電されていないので充電をしてから使ってください、と言われていたから、早速言われた通りに充電をする。
その間に、無料でもらった自動り棒などの開封の儀を行う。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)と「THETAミニ三脚」の箱
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)と「THETAミニ三脚」の箱。

それぞれの箱の裏側には「販促品」という記載があり、輸入元として株式会社エツミの名前が記載されていた。
RICHO THETAの名前入りの箱は、販促品であろうと、なかなか良いものではないかと期待させられる。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)の最短時
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)の最短時。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)のカメラ取り付け部
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)のカメラ取り付け部。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)の最長時
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)の最長時。

RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を閉じた状態)
RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を閉じた状態)。

RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を少し開いた状態)
RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を少し開いた状態)。

RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を完全に開いた状態)
RICOH THETA SCの販促品「THETAミニ三脚」(脚を完全に開いた状態)。

この写真を撮影し終えた後、「THETAミニ三脚」の箱の説明を見ていると、驚くべきことに気づいた。

別売りのセルフ撮りスティックに取り付けると、セルフ撮りスティックを自立させることができます。

まさか...欲しかった、三脚をもう無料で手に入れていた!?
早速、試してみる。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着した時の様子
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着した時の様子。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着して手の平の上で自立させた様子
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着して手の平の上で自立させた様子。

RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着し、RICOH THETA SC ホワイトを装着した様子
RICOH THETA SCの販促品「セルフ撮りスティック」の底面に「THETAミニ三脚」を装着し、RICOH THETA SC ホワイトを装着した様子。

アパートの室内が恥ずかしいほど散らかっていたので、床の上に置いた時の写真は撮影していないけれど、きちんと自立する。

もちろん、「セルフ撮りスティック」(自撮り棒)を長く伸ばして背の高い三脚にすることができる。
これで私の望んでいたこと...三脚にシータを取り付けて、スマホやタブレットのアプリでリモート撮影をする、ということが可能である。
これらの写真を見ても明らかなように、三脚のセットは非常にコンパクトであるから持ち運びも簡単である。
シータ本体と三脚を常に持ち歩くことにした。

ヨドバシカメラの店員さんから無料で自撮り棒をもらった時には「三脚がもらえたらよかったのになぁ」などと考えていたので、その時に既にもう三脚をもらっていたとは。

「妻は賢すぎる」

自然と言葉にしていた。
アパートの室内で、声に出して何度か繰り返す。

「妻は賢すぎる」

妻のおかげで、激安価格で新品のシータ、三脚、自撮り棒を手に入れることができたわけだ。
時と場合によるけれど、たしかに今回のケースで言うと、Amazonで購入するよりもお得感が大きかった。

買い物をするスキルを図る目安として、ドラクエのようなレベルがあるのだとすれば、私はレベル5ぐらいで、中学1年生の娘はレベル1ぐらいで、妻はレベル99といったところだろうなぁ。

今回のことで妻に大感謝し、その後もしらばく、

「妻は賢すぎる」

と何度も何度もつぶやいていた。

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