平成28年 第39回隅田川花火大会を観た感想
大学時代の先輩であり、友人の安倍先輩と第39回隅田川花火大会を観に行った。
19時5分開演であるが、2時間ほど前には隅田川の台東区側の土手に近い道路に移動していた。
炎天下で暑かったが、歩きながらビールやおつまみやお菓子を買い食いしたり、安倍先輩と会話をしたり、安部先輩からポケモンGOの話を聞いたり、各自ポケモンGOで遊んでいたりすると時間は早く過ぎた。
花火大会が始まる2時間近く前から花火打ち上げ会場近くの道路に到達していたにもかかわらず、立ち入り禁止のバリケードだらけで、どうやったら会場にたどり着けるのか分からず、道路を歩く人がどこに向かっているのかも分からなかったので、道路沿いに立つ警備員の方にお聞きすると、衝撃的な答えが返ってきた。
てっきり、先日実施された「第50回葛飾納涼花火大会」のように、葛飾区の花火大会では江戸川の河川敷で打ちあがる花火を間近で閲覧できたように、隅田川花火大会も隅田川の河川敷や土手で観覧できるものと思っていた。
警備員さんからは、土手は立ち入り禁止区域になっているので行けないということ、警備員さんが立つ道路については、まもなく片側一車線が交通規制が入って座れるようになるので、そこで観ると良いですよ、とアドバイスを頂けた。
河川敷や土手で閲覧できないとなると、木々や建物の障害物があるために花火を綺麗に観られないのではないかと思ったけれど、仕方がない。
安部先輩から買出しの提案があったので、警備員さんから教えてもらった道路を離れ、コンビニで買出しを実施。
買出し後、コンビニの場所から警備員さんに教えてもらった道路の場所が少し離れていたので、そこまで戻るのがやや面倒に感じたから、コンビニに近い道路で花火を観てみることにした。
これが失敗であったことは花火が打ちあがるとすぐに分かった。
隅田川に近い道路を歩くたくさんの人と木が邪魔になって見えにくい花火。
電線も邪魔。
道路を歩く人達がどこに向かっているのかは分からない。
花火はまだ始まったばかりだったので、この場所から移動をすることにした。
土手に近いこの道路から少し離れた場所に移動した方が見えるであろうと思い、浅草駅の方向に向かって歩く。
花火を観るのに良さそうな場所を求めて歩いていると、穴場らしき場所にたどり着いた。
木々がなく、電線もなく、高いビルもなく、空が広い場所。
綺麗に見える花火。
このように花火が綺麗に見えたので、この場所で観ることにした。
道行く人々も「ここ、花火がよく観えるね」と驚きの声をあげていた。
私達と同様に花火を綺麗に観ることができなくて、花火を綺麗に観られる所を探して道路をうろうろとしていた花火難民だと思われる。
午後8時19分頃に打ち上げられた花火。
宇宙の赤い星雲のような花火に見えて、宇宙的な美しさがあると感じた。
個人的には、この花火の方がフィナーレの花火よりも好きだと思った。
午後8時28分頃から30分頃までのフィナーレの様子。
フィナーレらしく、華やかな終わり方であった。
来年も隅田川花火大会を観ることができるかどうか分からないけれど、観る場合は花火を綺麗に観られる絶好のスポットを事前にもっと調べておこうと思った。
《関連リンク》
・第50回葛飾納涼花火大会の花火を見に行ってきた感想