娘「お父ちゃん、好きよ。」

娘は2歳6ヶ月ともなると、単語だけで喋ろうとせず、いくつかの単語をくっつけて短いながらも文章にして喋ろうとする。その中でも一番私が嬉しいのが「お父ちゃん、好きよ。」という言葉だろう。
この言い方がまたかわいらしい。
「おとうーちゃん」と笑顔で首を横にかしげながら「すきよ」と言ってくれる。
そう言いながら抱きついてくれる時もある。
抱きつきながらこの言葉を連呼する時もある。
娘のために特別に何かいいこと(遊んであげるとか)をした時でなくても、突然、娘は笑顔で言ってくれる。
ひょっとしたら、娘はこの「お父ちゃん、好きよ。」という言葉がどのような意味かは本当はよく分かっていないのかもしれない。しかし、誰が教えたというわけでもないのに、「お父ちゃん」と「好き」という言葉を組み合わせて私に向かって笑顔で発してくれる娘を見ていると、嬉しいことこの上ない。私は幸せ者だ。
いつまでこの言葉を照れずに笑顔で言ってくれるのかが気になるところだ。

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