松山駅と名古屋駅間の乗車券の料金を往復割引で安くする方法

JR松山駅とJR名古屋駅間の往復切符の購入方法

松山駅と名古屋駅間の乗車券には往復割引が適用されないため普通に購入したら安くはならないが、裏技的なことをすれば乗車券の料金が安くなる。その方法とは...。

松山駅と名古屋駅間の乗車券ではなく、伊予中山駅と名古屋駅間の往復乗車券を購入すればよい。

伊予中山駅と名古屋駅間の往復乗車券を購入したからと言って、往路は伊予中山駅から乗車する必要はなく、松山駅から乗車すればよい。復路も伊予中山駅で下車する必要はなく、松山駅で下車すればよい。

(このブログを書いているとかなり昔にも私はこのことを知っていたことを思い出したが、思いっきり忘れていたしブログでは紹介していなかったので今回ブログに書いておくことにした。)

以下は、みどりの窓口で切符を購入した際の窓口の人とのやり取り。私と同じ乗車条件で切符を購入する予定がある人は今後参考となるかもしれない。

「今から松山駅から名古屋駅まで全部自由席で移動したいです。帰りは3日後の14日(金曜日)で名古屋駅から松山駅まで全部自由席で移動したいです。帰りは岡山駅で途中下車したいですが大丈夫ですよね」

「大丈夫です。乗車券が安くなるので伊予中山駅からで切符をお作りしてもいいですか」

「え!?そうなんですか。はい。伊予中山駅からで大丈夫です。お願いします」

後で調べて見ると、片道のJR営業キロが601キロメートル以上の場合、往復乗車券は1割引きになるようであった。

JRおでかけネットのFAQ「往復できっぷを買うと、割引をうけられますか。」より引用

あらかじめ往復乗車券をお買い求めになる場合に、片道の営業キロが601km以上あれば、「ゆき」、「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になります。なお、往復乗車券をお買い求めの際は、お帰りの日が有効期間内であるかをご確認ください。有効期間は乗車券の距離によって決まり、往復乗車券の有効期間は片道乗車券の2倍です。

松山駅から名古屋駅までだと601キロメートルを超えないから、601キロメートルを超えて割引料金を適用させるために、遠い伊予中山駅から名古屋駅までの乗車券を購入することをみどりの窓口の人は提案してくれた。この半年間、ほぼ毎月、何度か松山駅と名古屋駅間を往復しているが、この提案を受けたのは初めてだった。提案してくれるのは、もしかしたら窓口の人によるのかもしれないので、次回切符を買う時に提案されなかったらこちらから聞いてみることにしよう。

みどりの窓口で購入したJR松山駅とJR名古屋駅間の往復乗車券・自由席特急券・領収書などの写真・券面表示内容

JR松山駅とJR名古屋駅間の往復割引適用後の乗車券・自由席特急券・新幹線自由席特急券・領収書

JR松山駅とJR名古屋駅間の往復割引適用後の乗車券・自由席特急券・新幹線自由席特急券・領収書の写真。割引料金が適用されるのは行きと帰りの乗車券だけで特急列車の自由席特急券、新幹線の自由席特急券には往復割引は適用されない。

C制 乗車券(ゆき)(幹)
・・・・■■■■・・・・
伊予中山→[名]名古屋市内
経由:予讃・本四備讃・岡山・新幹線・名古屋
1月11日から1月20日まで有効     ¥***
券面表示の都区市内各駅下車前途無効
2022.-1.11 松山駅M51発行 復割
60104-05 (5-タ)R655C22
C制 自由席特急券
松山→岡山
1月11日当日限り有効
1回限り有効
¥1,210
2022.-1.11 松山駅M51発行 乗継
60104-01 (5-タ)R655C50
C制 新幹線自由席特急券/特定特急券
岡山→名古屋
1月11日当日限り有効 途中出場できません。
¥4,170
乗継
2022.-1.11 松山駅M51発行
60104-02 (5-タ)R655C30
C制 乗車券(かえり)(幹)
・・・・■■■■・・・・
[名]名古屋市内→伊予中山
経由:名古屋・新幹線・岡山・本四備讃・予讃
1月11日から1月20日まで有効     ¥18,080
券面表示の都区市内各駅下車前途無効
2022.-1.11 松山駅M51発行 復割
60104-06 (5-タ)R655C22
C制 新幹線自由席特急券/特定特急券
名古屋→岡山
1月14日当日限り有効 途中出場できません。
¥4,170
乗継
2022.-1.11 松山駅M51発行
60104-03 (5-タ)R655C30
C制 自由席特急券
岡山→松山
1月14日当日限り有効
1回限り有効
¥1,210
2022.-1.11 松山駅M51発行 乗継
60104-04 (5-タ)R655C50
領収書
Receipt   _______様
領収年月日 2022.-1.11
金額 ¥28,840(消費税等込み)
 [クレジット扱い]
購入商品 JR乗車券類 JR tickets
(60104 6枚)
四国旅客鉄道株式会社
松山駅
松山駅M51発行 00105-02
印紙税申告納付につき高松税務署承認済

通常料金と往復割引適用後料金の比較

JR四国やYahoo!路線検索で調べると片道料金を調べることができるので比較してみた。

JR松山駅からJR名古屋駅まで(JR営業キロ:581.3km)の片道切符の乗車券の料金

9,720円

JR伊予中山駅からJR名古屋駅まで(JR営業キロ:605.6km)の片道切符の乗車券の料金

通常料金

10,050円

往復割引適用後の料金

9,040円

何円お得か

JR松山駅とJR名古屋駅間の乗車券JR伊予中山駅とJR名古屋駅間の乗車券にすることで、乗車券の料金が片道で680円、往復で1,360円もお得になる。

JR松山駅からJR名古屋駅までの区間だと営業キロが581.3kmしかなく、601kmを下回ることから往復乗車券を購入しても割引対象とならないことから、営業キロが601kmを超えるJR伊予中山駅からJR名古屋駅までの区間で往復乗車券を購入して往復割引を適用した方がお得になるようだ。

みどりの窓口で往復割引の確認をすることをオススメ

1か月ほど前に自動券売機でJR松山駅とJR名古屋駅間の往復乗車券を購入した際には自動券売機は割引が適用されるJR伊予中山駅とJR名古屋駅間の往復乗車券などは案内してこなかったので通常料金を支払っている。自動券売機としては正しい乗車区間の切符を文字通り機械的に販売しているだけであるから、自動券売機が間違っているわけではないし、民間企業として1円でも多くの利益を上げるべき、という利益重視の観点でも自動券売機は間違っていない。私の記憶違いでもしかしたら自動券売機も伊予中山駅からの乗車券を提案していたのかもしれないが...ちょっとその辺は記憶が曖昧なので次回利用する機会があったら確認しておこうと思う。

みどりの窓口で人間の販売員さんから切符を購入した方が切符をお得に購入できる可能性があるし、途中下車をしても大丈夫かどうかも窓口の人に気軽に聞けるのも有難いから、今後もなるべく自動券売機ではなくみどりの窓口を利用することになると思うが、みどりの窓口でも、窓口の人によっては今回のように伊予中山駅からの乗車券を作成することについて案内されないかもしれない。案内がない場合は往復割引が適用される方法がないかどうかを確認するのがよいと思う。私もすぐに忘れそうだが、今度から忘れずに聞いてみようと思う。

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