家電量販店にWindows 10がインストールされたサーフィスがあったが......

Windowsタブレットを買いたくなって、家電量販店に行った。

Windowsタブレットと言えば、Microsoft Surfaceが一番いいであろうと思い、Microsoft(マイクロソフト)のSurface(サーフィス)のコーナーに行き、展示されているSurfaceを実際に触ってみた。

触っていると、Microsoft Edge(エッジ)がインストールされていることに気付いた。

ということは、SurfaceにインストールされているOSは、Windows 10だ。

ちょうど良いタイミングで、「何かお探しですか?」と店員さんが寄ってきたので聞いてみる。

「これって、Windows 10が入っているんですか?」

「はい」

「今、売っているSurfaceはWindows 10がインストールされているものなんですねー」

「いえ、Windows 8.1をWindows 10にアップグレードしたものです。Windows 10のプリインストールモデルは、9月か10月に発売される予定があるようですが、今、店内にあるものは全てWindows 8.1です」

そうだったのか。

店頭に置いてあるMicrosoft SurfaceのOSがWindows 10になっていたので、てっきり、もうWindows 10のプリインストールモデルが発売されているのかと誤解してしまった。

ついでに、値段を聞いてみた。

スペックによって価格は大幅に違い、CPUがCore i7のものだと22万円もするが、もっとスペックの低いCPUであれば、8万円とか9万円台で購入できることが分かった。

「キーボードは別売りです。いくらすると思いますか」と店員さんがクイズを出してくる。

「1万円ぐらいですかね」と自分なりに高めの値段を言ってみる。

「1万5千円するんですよ」

「た、高いですね」

キーボードが別売りで1万5千円というのは、高い。

キータッチ感は悪くなかったけれど、値段を聞くと、尻込みしてしまう。

総額10万円ぐらいするのであれば、同じ値段帯の東芝ノートPCでも買った方がいいのではないかと思ってしまう。

「Microsoft Office(オフィス)も1年ごとの更新になりますので、ご注意ください」

「え!?そうなんですか」

「はい。Surfaceの場合、Officeは1年間は無料で使用できますが、1年を超えますと、別途料金が発生するのです」

ノートPCであれば、Officeは買い切りだったと思うので、そのような心配は不要であった。

ノートPCの方がよいかもしれない。

実際に、東芝ノートPCのコーナーに移動して見ていると、東芝PCは結構いいなぁ、と思った。

これでいいや、と思いかけたが、思いとどまる。

Windowsタブレットを見に来たのに、何故か、WindowsノートPCを見始めていることに、いかんいかん、と思う。

9月か10月にWindows 10プリインストールモデルが各社から色々と出てくるようなので、その時にまた考えよう。

今、Windows 8.1のタブレットを安く買って、Windows 10に無料アップグレードするのもいいかもしれないが、もう少し考えたい。

立ち止まって悩んでいると、営業熱心な店員さんが、私にモバイル通信の説明を始めた。

「お客様のご利用を想定しますと、Surfaceがもっともお勧めです。Surfaceであれば、モバイルのSIMを付けることもできますよ」

説明をしてくれた店員さんは、赤いY!mobileのシャツを着ていた。

Y!mobileの店員さんの説明を一通り聞いた後、Y!mobileの店員さんが持つ料金表を指さしながら質問する。

「その料金表を見ると、1GBのプランが月額1000円ぐらいのようですね。その1000円の隣に書いてある、4000円って何ですか?1000円から4000円?料金が4000円ぐらいまでかかる、というのはどういう時ですか?上限を1000円ぐらいにすることはできないのですか?」

「それはできないんです。そこは、ワナなんですね。通信量が1000円分を超えると、超過料金が発生することは防げないんです」

ワナ......ね。

スマホと違ってタブレットだと、1GB以上使うことは容易に想定できるので、Y!mobileのプランでは契約するのは、怖いと思った。

モバイル通信についても、よく考えないといけない。

9月、10月頃まで、待ってから、どうするか、考えよう。

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