Microsoft Excel 2010でセルに特定の値がある場合に行に色を付ける方法
Microsoft Excel 2010で表を作成した時に、例えば、E列の3行目以降のセルに「完了」、「未完了」といった値が入っている場合に、E列が「完了」となっている行の色を変えたい時がある。
そのような場合、以下の手順で実現できる。
1.色を変更したい対象のセル全てをマウスかキーボードで範囲選択する。
2.[ホーム]タブ>[条件付き書式]より「新しいルール」を選択する。
3.「新しい書式ルール」ウィンドウで、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックする。
4.「次の数式を満たす場合に値を書式設定」欄で以下を入力する。
=$E3="完了"
※「$E」と「E」の前に「$」(ドル記号)を付けることでE列の絶対参照となる。
※「$E3」とすることで、E列の3行目からという意味になり、列はE列で固定される絶対参照となるが、行の部分は3行目以降から範囲指定した行までを対象とした相対参照となる。
※「=$E3="完了"」ではなく、「=$E1="完了"」とすると、$E列に「完了」という値が入っている場合、同じ行の色が変わるのではなく、別の行となる2つ下の行の色が変わってしまうので注意が必要。
5.[書式]ボタンをクリックし、[塗りつぶし]タブから色を選択し、[OK]をクリックする。
6、「新しい書式ルール」ウィンドウに戻るので、[OK]をクリックする。
以上で、E列が「完了」となっている行の色を変えることができる。