IE9でMovable Type 4のリッチテキストエディタが使えない場合の対策方法
私が愛用しているMovable Type 4のリッチテキストエディタは、Internet Explorer 8(IE8)では動作していたが、Internet Explorer 9(IE9)では動作しないようだった。
[ブログを書く]ボタンをクリック後、「フォーマット:」の右側にあるセレクトメニューで「リッチテキスト」を選択しても、何も反応がなかったからだ。
※私が使用しているMovable Type 4は、「version 4.25」であるため、このバージョン以外ではまた動きが違うのかもしれないので注意。
IE9だとIE8とはJavaScriptの動きが違うのかなぁ、IE9はやはりダメだなぁ、と思いながら、さて、どうしようかな、と思案した。
Google Chrome 14やMozilla Firefox 7でMovable Type 4を使用することを思いつき、早速試してみたところ、たしかにリッチテキストエディタは動作するのだが、リッチテキストエディタで自動生成されるHTMLタグが各ブラウザによって異なることに気づいた。
例えば、[Enter]キーを押して改行を行った場合、
- IEだとpタグが生成される。
- Google Chromeだと、divタグが生成される。
- Mozilla Firefoxだとbrタグが生成される。
となることが分かった。
驚くべきことに各ブラウザでそれぞれ動きが異なる。
この状況だと、IEではなく別のブラウザでMovable Type 4のリッチテキストエディタでブログ記事の更新をした場合、これまでのHTMLソースとの整合性がとれなくなってしまう。
そう考えると、IEで何とか使用したい、と思った。
しばらく悩んだが、ふと思いついて、IE9のメニューバーにある[ツール(T)]から[互換表示(V)]をクリックした。
すると、Movable Type 4のリッチテキストがIE8の時と同じように動作するようになった。
助かった!
今後も突然IE9で動作しなくなったJavaScriptプログラムなどに遭遇した場合は、「互換表示」機能で乗り切ってみよう、と思った。