Linuxコンソール画面でのシンボリックリンクの設定方法(「ln」コマンドを使用)

Linuxコンソール画面でシンボリックリンクを設定(作成)する場合の構文は、

ln -s 「リンク先(参照先)のパス ※ファイルの実体があるパス」 「リンク元(参照元)のパス」

となる。

《例》
/var/www/html/
/var/www/neko/nobuneko.html

上記において、/var/www/neko/配下に「nobuneko.html」というファイルが存在し、かつ、
/var/www/html/配下に「nobuneko.html」というファイルが存在していないが、
/var/www/html/nobuneko.htmlでアクセスされた場合に、/var/www/neko/nobuneko.htmlの
ファイルを参照させるには、以下のコマンドでシンボリックリンクを設定する。

ln -s /var/www/neko/nobuneko.html /var/www/html/nobuneko.html

ls -ahl /var/www/html/で確認すると、上記コマンドを実行した後は、以下のように表示される。
lrwxrwxrwx   1 root  root    23 11月 14 23:07 nobuneko.html -> /var/www/neko/nobuneko.html

※lsコマンドで閲覧した時は、「リンク元(参照元)のパス -> リンク先(参照先)のパス ※ファイルの実体があるパス」となっており、シンボリック設定時のコマンドとパスを指定する位置が左右逆にになるので注意。

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