コマンドラインでのPHPの実行方法と実行結果のテキストファイル出力方法
Linuxのコンソール、Windowsのコマンドプロンプト等でコマンドラインでPHPを実行するには、以下のようにする。
<Linux>
/usr/bin/php -r '実行したいPHPのプログラムコード'
<Windows>
php -r "実行したいPHPのプログラムコード"
※Windowsの場合、Linuxのように「実行したいPHPのプログラムコード」を'(シングルクォーテーション)で囲んで実行すると、
Parse error: parse error, unexpected $end in Command line code on line 1
といったエラーになってしまうので、"(ダブルクォーテーション)にする。
《例》
<Linux>
/usr/bin/php -r 'echo date("Y-m-d H:i:s");'
<Windows>
php -r "echo date('Y-m-d H:i:s');"
《結果》
コンソールまたはコマンドプロンプトの画面に上記コードの実行結果(例えば「2010-05-04 17:53:39」)が表示される。
また、上記例のように実行するPHPのプログラムコードが画面に文字等を出力するものであれば、「>」(大なり記号)を使用することで、任意の場所に出力結果をテキストファイルとして出力することもできる。
<Linux>
/usr/bin/php -r '実行したいPHPのプログラムコード' > 出力場所
<Windows>
php -r "実行したいPHPのプログラムコード" > 出力場所
《例》
<Linux>
/usr/bin/php -r 'echo date("Y-m-d H:i:s");' > /var/www/nobuneko/httpdocs/testdate.txt
<Windows>
php -r "echo date('Y-m-d H:i:s');" > D:/testdate.txt
《結果》
指定したディレクトリ(上記例ではLinuxなら「/var/www/nobuneko/httpdocs/」、WindowsならDドライブ直下)に上記コードの実行結果(例えば「2010-05-04 17:53:39」)を記述したテキストファイルtestdate.txtが出力される。