原付のエンジンオイル交換の目安とタイヤ交換の目安

原動機付自転車(原付)のエンジンオイルを前にいつ交換したのか忘れてしまったので原付を購入したバイク屋さんに行って点検をしてもらった。

バイク屋の若いお兄さんがエンジンオイルの点検を始めてから間もなく、タイヤの点検が始まった。
点検後、空気入れで空気を入れてくれていた。
エンジンオイルを交換するついでにタイヤの空気の充填状況まで確認してくれるとは、親切だなぁ。
そういえば最近、原付を運転していると、道路の白線付近の路面が悪い部分にタイヤが乗るとフラフラとする時があったけれど、タイヤの空気が抜けていたのかなぁ。

空気を入れ終わると、お兄さんは困った顔でこちらを見て訊いた。

「前と後ろのタイヤ、全く空気が入っていませんでした。タイヤもツルツルなので交換した方がよいです」
「今すぐ、今日すぐに交換しないとヤバいですか?」
「他の(店に展示している原付の)新しいタイヤと見比べてもらうと分かると思いますが、後輪のタイヤはツルッツルなので、今すぐに交換しないとヤバいです」
「分かりました。料金はいくらですか」
「1本7000円です」
「分かりました。では、後輪のタイヤの交換をお願いします」

原付のつるつるのタイヤ(後輪)
原付のつるつるのタイヤ(後輪)。
タイヤ側面には溝が残っているが、中央のタイヤ接地面には溝が全くない。
こんなにもすり減っていたとは。

タイヤ交換をしなければ、原付を運転中に転倒して自分が怪我するだけでなく、他人にも迷惑をかけてしまうかもしれないから、思わぬ出費ではあるが、タイヤ交換は当然だ。
工賃も含めてタイヤ1本7000円で交換できるのであれば安いものだ。

後輪タイヤを取り外した原付(YAMAHA JOG)
後輪タイヤを取り外した原付(YAMAHA JOG)。

原付の新品のタイヤ(後輪)
原付の新品のタイヤ(後輪)。

タイヤには色鮮やかに黄色と白色のラインが走っている。
タイヤ接地面の中央部分に深い溝が入っている。

交換後の新品のタイヤと比べてみると、交換前の古いタイヤは本当に溝がなくてツルツルの危険なタイヤだったということが分かる。
今後は原付の乗車前点検として、タイヤのすり減り具合を確認する習慣をつけなくてはいけないなぁ。

タイヤ交換の必要が生じたことで、エンジンオイルの交換をするべきかどうかの点検については有耶無耶になってしまったが、長い間交換した記憶がないので、実際に交換するべきかどうかという技術的な観点での点検はせず、とりあえず交換することにした。

原付(YAMAH JOG)の走行距離メーター(7366km)
原付(YAMAH JOG)の走行距離メーター(7366km)。

3000km毎のオイル交換が必要です。オドメーターの5桁と6桁の数字の色が揃ったときを交換時期の目安にしてください。

オイル交換後、このようなエンジンオイル交換時期の目安を説明したシールが貼られていることに気づいた。
現在、5桁目と6桁目の数字の色が赤色で揃っているので、オイル交換時期としては正しい、ということかな。

バイク屋のお兄さんからは、次にエンジンオイルを交換する時期は走行距離が1万キロになったら、ということであった。
次の1万キロとは、現在の走行距離約7千キロに3千キロを足した距離ということか。

今度こそ、エンジンオイルの交換時期について忘れないようにしなくては。
ちなみにエンジンオイルの交換に要した費用は1100円だった。

今回の原付のメンテナンス作業と費用をまとめると...。

後輪タイヤ1本の交換作業費:7,000円
エンジンオイルの交換作業費:1,100円
合計:8,100円(消費税込)

消費税込でこの金額であれば、バイク屋のお兄さんは結構安くしてくれたのではないかと思う。

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