北陸新幹線の車内で金沢駅から上野駅まで切符を購入した時のメモ
JR金沢駅20時17分発、JR上野駅23時18分着の北陸新幹線はくたか578号・東京行に乗車しようと思って金沢駅の改札口の隣にある自動券売機で乗車券と特急券を購入しようとしたら、
「お取り扱いできません。係員にご相談ください」
といった趣旨のメッセージが券売機の画面に表示された。
このパターンは、過去にも経験したことがあるので、メッセージが出た理由の想像はついた。
新幹線の出発間際になると、自動券売機では販売してくれない。
スマホで正確な時刻を見ると、20時12分。
新幹線の出発5分前だから、もう自動券売機での販売は終わったのであろう。
仕方なく、改札口の窓口の前に立っていた駅員さんに相談する。
「はくたかに乗りたいのですが、自動券売機だとお取り扱いできませんとなって買えませんでした。どうしたらいいですか」
「どちらまで乗りますか?」
「上野駅まで乗りたいです」
はくたかに乗ってどの駅まで行くかを何故聞かれたのかについては分からなかったけれど、駅員さんは何かつぶやきながら手早く、乗車駅証明書という紙を取り出して緑色のスタンプを押してくれた。
JR金沢駅の改札口でもらった「乗車駅証明書」
乗車駅証明書には以下のことが記載されている。
・次回からはご乗車前にきっぷをお買い求めください。
・車内では特別企画乗車券の購入やクレジットカードでの購入はできません。
JR金沢駅長
スタンプには、
ありがとうございます
JR西日本
6.1
金沢駅
と書かれている。
JRで押されるスタンプの色は赤色や青色が多いイメージなので、緑色のスタンプは新鮮な感じがした。
この乗車駅証明書を受け取ってから自動改札機は通らずに改札内に入る。
何とか出発前2分前には新幹線乗り場に到着し、発車準備中の新幹線はくたか578号の自由席車両に乗車することができた。
仕事で疲れ切っていたこともあり、自由席に座って眠気を我慢しながらスマホを触りながらぼーっとしていると、車内を車掌さんが通りかかった。
急いで車掌さんに声をかける。
「切符を購入したいのですが・・・。もし、車内では購入できない場合、新幹線は上野駅で降りるので上野駅で購入しようと思います」
「こちらで購入できますよ。クレジットカード決済ではなく、現金決済となりますがよろしいでしょうか。本当はクレジット決済もできるのですが、トンネルが多くて電波が悪く、クレジット決済機能が使えないため、クレジット決済については皆様にお断りをしているのです」
財布の中にはあまり現金は入っていなかったが、全額支払える現金は何とか持っていたので、現金で支払い、乗車券と新幹線特急券を購入することができた。
北陸新幹線の車内で車掌さんから購入した金沢から東京都区内までの乗車券と金沢から上野までの新幹線自由席特急券。
乗車券、新幹線自由席特急券のそれぞれに記載されている内容は以下の通り。
西 014-430
乗車券
金沢→東京都区内
経由:金沢・新幹線
発行日共4日間有効
領収額 ¥7340円
金沢新幹線列車区 578E
2018年06月01日
東京都区内下車前途無効
※自動改札機は、ご利用できません。係員のいる通路をお通りください。
西 014-429
新幹線自由席特急券
金沢 → 上野
領収額 ¥6050円
金沢新幹線列車区 578E
2018年06月01日
途中出場できません。
※自動改札機は、ご利用できません。係員のいる通路をお通りください。
領収書も発行してくれた。
北陸新幹線の車内で東京から上野までの乗車券と新幹線自由席特急券を車掌さんから購入した時にもらった領収書。
以下は、領収書に記載されている内容。
西 014-431
NO.18060101
領収書
様
金額 ¥13,390円
「消費税等込み」
但し、乗車券類として
上記金額確かに領収致しました
2018年06月01日
西日本旅客鉄道株式会社
ご利用いただきましてありがとうございます
印紙税申告納付につき大淀税務署承認済
金沢新幹線列車区 578E
取扱者 印
車掌さんから乗車券等を購入できてほっとした。
車掌さんもあまり慣れていなかったのか、この購入手続きで10分ほどかかってしまった。
車掌さんを困らせるようなことはあまりしない方がよいので、次回からは、できる限り余裕をもって出発駅に行かなくては、と思った。