2017年のクリスマスイブのジェットスター松山空港発、成田空港行の便が欠航になった
2017年12月24日(日曜日)のクリスマスイブ。
松山空港を午後7時15分に出発するジェットスターGK406便が悪天候のため、欠航になった。
空港の入口まで見送りに来てくれていた妻と娘とお別れした後、搭乗手続きを終えて搭乗口前にまで来て出発を待っていたところ、嫌なアナウンスがあった。
「松山空港が強風のため、飛行機は松山空港上空まで来ておりますが、着陸を見送っています。この後、着陸を試みますが着陸ができない場合は成田空港まで引き返すことがあります」
この後、JAL便で悪いお知らせが流れた。
「伊丹空港行きの便は松山空港強風のため、欠航となりました」
JALが欠航になったのであれば、ジェットスターもたぶんダメなんだろうなあ、と思っていたら、間も無く似たようなアナウンスが流れて、ジェットスターの成田行きの便も欠航となったことを告げられた。
搭乗口にいた人達からどよめきの声が漏れるが、皆諦めた感じで、搭乗口から一階に向かう。
ジェットスターに荷物を預けていた私としては、ジェットスターの窓口に向かう。
窓口にはなかなか長い列ができていて30分ほど待たないと荷物を受け取れなかった。
荷物を預けていなければ、ジェットスターの窓口に行かなくても良かったので、荷物を預けるとこのような時に時間を失うというデメリットがあるな、と思う。
松山空港を去る時に、ANAのアナウンスがあり、ANAは松山空港の便が出るようであった。
JALとジェットスターは欠航なのに、ANAは欠航とならずに運航するとは...。
何でだろうと思って妻と電話していると、妻から言われたのが、私を車で送迎した19時前後の時間帯は雨風が強く、車を運転していた妻としては強風が怖かったとのこと。
それがANAの便が出る20時前後だと雨は降り止み、風もなかったとのこと。
つまり、あと1時間、出発時刻が遅かったらジェットスターも松山空港に着陸できて、出発もできたかもね、ということであった。
運が悪かったなぁ。
2017年12月24日に松山空港一階のジェットスターの発券機に張られていた欠航のお知らせ。
列で並んでいる時に、スマートフォンでジェットスターからのメールも届いていたことには気づいていた。
メールのURLから明日または明後日の便に変更できることは分かっていたけれど、どちらも都合が悪いので、私には払い戻しの選択肢しかない。
天候による欠航はバウチャーにて払い戻しがされるということであった。
バウチャーとは、ジェットスターで使えるポイントのようなもの。1バウチャー1円の相当になるので、今回の予約で支払った金額と同じバウチャーが付与されるはず。電話でしか払い戻し手続きができそうになかったので、後で電話をしようと思う。
2017年12月24日の松山空港発成田空港行のジェットスターGK406便欠航のお知らせメール(一部抜粋)。
クリスマスイブだと利用客が少ないのか、ジェットスターの料金がいつもの日曜日の夜便よりも一万円ほど安く、夜行バスの料金よりも安かったから、お得だと思って、久しぶりに夜行バスではなく飛行機で楽に東京に戻ろうと思っていたら、これだ。
何故楽をさせてもらえないのだろうか。
夜遅い移動だと、代替手段での移動ついては選択肢ほぼがないため、できる限り、朝早めの移動の方が良いのかもしれないけれど、それだと松山で家族と過ごせる時間が減るから避けたいところだ。
私にとって不幸中の幸いだったのは、松山に家族がいること。
松山空港でお別れをした家族ともう一度会い、一緒にキスケの温泉に行くことができた。
これは良かった。
クリスマスイブに、松山空港または成田空港に移動して、恋人や家族に会うことを楽しみにしていた人達は、とてつもなく悲しいことになったと思う。
悪天候だから飛行機が欠航になるのは仕方がないのは分かるけれど、つらいなあ。