井原鉄道・井原線の神辺駅の列車、駅標
JR広島駅からJR福山駅までは新幹線で移動し、JR福山駅からJR神辺(かんなべ)駅までは在来線(ローカル線)で移動した後に、JR神辺駅のホームから、徒歩1分程度で移動できる井原鉄道の神辺駅に乗り換えをした。
JR神辺駅に隣接する井原鉄道の神辺駅での電車の乗り換え時間は、時刻表では約3分ほどの乗り換え時間しかないのに、JR福山駅から乗車した列車は雪のために数分ほど遅延していたので、乗り換えはできないのではないかと諦めていた。
しかし、JRと井原鉄道は別会社であるにもかかわらず、JRが遅延しても井原鉄道の列車は出発を待ってくれた。
おかげで、無事に乗り換えができた。井原鉄道の配慮に感謝した。
井原鉄道の神辺駅に着いた時点では、井原鉄道の切符は持っていなかったのだが、切符を購入していると列車に乗り遅れそうだったので一瞬ためらっていると、神辺駅の駅員さんからは、切符を購入しなくても列車を降りるときに運賃を支払えばよい、と教えてもらえたので、切符を購入しないまま列車に乗った。
井原鉄道・井原線の神辺駅ホームに停車中の列車。
駆け足で移動したが、駆け足にならずとも、電車はのんびりと待っていてくれた。
私が乗車した後もすぐには出発せず、数十秒ほど経過した後に、ゆっくりと出発した。
井原鉄道・井原線の神辺駅のホームに立つ駅標。
神辺駅ホームを出発した電車内の窓より、神辺駅のホームに立つ駅標を眺める。
駅標に描かれている絵には、「二上り踊り」というタイトルが付いており、読み方が分からず、漢字の「上」はカタカナの「ヒ」かもしれないから「ニヒリおどり」と読むのだろうか、などと考えてしまったが、後でインターネットで調べると、「にあがりおどり」と読むことが分かった。
「二上り踊り」(にあがりおどり)は、広島県福山市の地域で行われる盆踊りの一種のようだった。
井原鉄道・井原線の神辺駅ホームから発射した列車の先頭の窓から眺めた線路などの風景。
線路の周りには民家などが点々と並ぶ。
駅標の立つホームには雪が綺麗に積もっていたが、線路には、もう雪はほとんど残っていない。
これから、この列車に乗って井原駅まで移動する。