新谷花菖蒲園の「しょうぶまつり」を楽しむ
高速道路を使用せず、国道56号で大洲市から松山市に向かっていると、道沿いに、大洲市新谷(おおずしにいや)で「しょうぶまつり」が開催中であることを告げる看板が目に入った。
まだ午後2時半頃で、時間もあったので、寄り道をして、菖蒲(しょうぶ)の花を見てみることにした。
新谷花菖蒲園(愛媛県大洲市新谷町甲5)の駐車場付近。
砂利の駐車場の目の前に綺麗な小川がある。
小川の横を歩いて、しょうぶまつりの会場に向かう。
駐車場から歩いて30秒ほどの距離にある新谷花菖蒲園のテント付近。
テント前には、「しょうぶまつり 6月1日〜20日 新谷商工会」という看板があった。
このしょうぶまつりは、新谷商工会が主催し、開催期間は6月1日から20日までの予定であること、そして、どうやら、このテント付近がしょうぶまつりの会場だと思ってよいようだった。
テントの右隣には、菖蒲などを販売するお店があった。菖蒲が気に入った人が買って帰るためのお店だろう。
テントの中には、椅子に座って談笑しているお年寄りが数名いた。歩くのに疲れた時に座れる椅子があるのはいいことだ。
テントの裏側には、綺麗な菖蒲の花々が咲き乱れていた。
白、青、紫など色とりどりの綺麗な菖蒲がたくさん咲いている。
菖蒲を見ながら、コンクリートの細道を歩いて行く。
娘(小学三年生)は、菖蒲の花をよく見もせず、さっさと道を歩いて行く。
私は、歩きながら、ふと、立ち止まっては、菖蒲を眺める。
美しい紫色の菖蒲。
細道をさらに歩いて行くと、駐車場の隣を流れていた小川が少し深く広くなっていて、騒がしい音がしていた。
大量の鯉が泳ぎ回り、水面に顔を出したりする時に生じる音だった。
川に生息する大量の鯉。
えさをやっていなくても、顔を出してくる。
えさをもらうことが習慣付いているためだろうか。
小川の隣には、鯉のえさの無人の販売所があった。
その販売所に置かれていた鯉の説明書きによると、鯉は、野生の鯉とのこと。
つまり、鯉は、この菖蒲園で飼っているわけではないようだった。
無人の販売所で販売されていた「鯉のえさ」100円分を購入した。
小川に生息する野生の鯉にえさをやる娘(小学三年生)。
娘にとっては、菖蒲の花を見ることよりも、鯉にえさをやる方が楽しかったようだ。