LOTTE「ビックリマン伝説2 チョコ」を見つけたので買って食べた
私が小学4年生の頃(25年ぐらい前)に流行したLOTTE「ビックリマンチョコ」の復刻版みたいなものが、「ビックリマン伝説2 チョコ」として愛媛県松山市内のお店(どこか忘れた)で売られているのに気付いた。
昔は1個30円、つまり100円で3個も変えていたのに、今は1個80円ぐらいするので、「高いなぁ」と思って、袋の色が黄色と緑色の2種類だったので、買うのは2個でいいや、と思って2個だけ買った。
袋の裏側。
ビックリマンチョコ。
実は、シールよりもこのビックリマンチョコが食べたくてたまらなかった。
小学生の頃、シールを集めるのに一時的に夢中になっていたが、このチョコレートが大変美味しかったと記憶しており、いつかまた食べたいものだ、と思っていた。
当時の記憶を裏切らない同じ味がした。
もう、これだけで満足した。
シールは、たぶん、ろくなものが手に入らないだろうとは思ってはいたが、予想通り、ろくなものではなかった。
ビックリマン伝説2 チョコに入っていた「活字ジ魔(カツジジマ)」のシール(表面)。
ビックリマン伝説2 チョコに入っていた「活字ジ魔(カツジジマ)」のシール(裏面)。
《シール裏面に記載されていた内容》
ロッテ 悪魔VS天使シール 29-悪
活字ジ魔
読む者を毒書に熱中させる老魔人。もじもじしていると字獄へ投げ込み難界なカナしばりを味わせられるゾ〜。ジジーッ。
毒書→読書
字獄→地獄
は分かったが、「難界」は「難解」のことなのだろうか?
「味わせられる」は、「味わわせられる」の方が良い気がしたが、その点を無視しても、全体的に日本語の意味がよく分からなかった。
ビックリマン伝説2 チョコに入っていた「福笑い助子(ふくわらいじょし)」のシール(表面)。
ビックリマン伝説2 チョコに入っていた「福笑い助子(ふくわらいじょし)」のシール(裏面)。
《シール裏面に記載されていた内容》
ロッテ 悪魔VS天使シール 13-守
福笑い助子
鼻はだ目わくくずしで笑い飛ばそうとするが、見当違いで目鼻が立たなくなっちゃう。口惜しくて天使にいいつけるヨ〜!!
鼻はだ→甚だ
目わく→迷惑
であろう、ということが分かったが、それでも日本語文章としては全体的に意味不明。
シールの裏面に何が書かれていたか、という記憶はほとんどないので、昔からこうだったのかは分からない。
昔と明らかに違うところは、「2次元コード」があることだろうか。
私が小学生の頃は、2次元コードなどなかった。
現代の小学生は、携帯電話を持っている子もいるが、まだ少数派であろうと思う。
となると、2次元コードを記載している時点で、このビックリマンチョコの購買層は、大人であろうということが分かる。
たぶん、当時ビックリマンチョコを買っていた私のような世代だろう。
お金のなかった小学生の頃は「箱買い」なんてことは夢でありできなかったのだが、今ならやろうと思えばできる。
しかし、やらない。
それをやると、何だか悲しい気分になりそうだ。
お金がある大人だから大人買い(箱買い)する、というのは、何だか情けない気がする。
やはり集めるとなると、小学生当時のように、コツコツとお店で少しずつ買っていく方が楽しそうだ。
だけど、それもできない。
小学生の頃は、「人気のために売り切れて売っているお店がなかなか見つからない」ということはよくあったのだが、今は、単に「売っている(=取り扱っている)お店がなかなか見つからない」という状況だ。
私がよく行くスーパー(フジ)やコンビニで取り扱ってくれていればいいのだが……。
どうしても確実に手に入れたい場合は、インターネットでオンラインショッピングをする方法になるが、そうなると、箱買いになってしまう。
シール集めは、最初からコンプリートなどする気はなくて、懐かしくて少しずつ気が向いた時に買うぐらいの気持ちだから、取り扱っている店に偶然出会えたら、2〜3個買う、というようなことでもいいかなぁ。
(シールはなくてもいいから、チョコレートだけでも、色々な店に置いてくれないかなぁ。)