2012年3月27日20時0分頃に地震が発生して酔った 横浜タウンホテル(神奈川県横浜市中区福富町東通38-7)にて

トイレに入って洋式便座に座っている時に、頭が揺れるのを感じた。

地震でもないのに、地震だと思ってしまう錯覚が、時々あるのだが、また、それだろうか、と思ったのだが、明らかに錯覚とか気のせいではない。

トイレのドアから外を見ると、部屋の壁からぶら下がっているハンガーが左右に揺れていることを確認した。

その揺れは、トイレのドアを開け閉めして生じた空気の対流による揺れたのか揺れたのかがほとんど分からないような小さな揺れなどではない。

それでやっと、建物が揺れている、ということが分かった。

揺れは1分以上は続いたと思う。

久しぶりに地震で頭が揺られて酔ってしまった・・・。

その後、トラブルで困っている九州の取引先に電話をかけてサポートしようとした時に、「地震が起きて少し酔ってしまいました」と言ってみたのだが、意味が通じなかったようだ。

地震で酔う、といことは、地震の少ない地域ではピンと来ないのだと思う。

毎週神奈川にくるたびにほぼ地震に遭遇しているような状況と、何年住んでいても体感できる地震に遭遇するのはごくわずか、という状況とでは、地震に対する感覚が違うのだと思う。

私は、現在、そして、長年、後者の地域に住んでいるのだけれど、関東地方への出張が多いため、すっかり感覚が変わってしまったようだ。

※ちなみに、今回の地震は、岩手県沖で発生した震度5の地震であり、横浜は震度1〜2程度だったようだ。

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