IE8で別のサイトを開こうとするとFireFoxが起動する原因の1つ
少し昔のことになるが、Windows XPのInternet Explorerのバージョンを6から8にあげた後、IE8を起動後にIEのアドレスバーにURLを入力する、または、「お気に入り」からサイトをクリックして別のサイトを開こうとすると、FireFox3.5が起動するようになってしまうというトラブルで困ったことがある。
IE8へのアップグレードに失敗したのかなぁ、もう一度入れてみるかなぁ、面倒だなぁ、どうしよかなぁ、と思いながら、[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]→[コンポーネントの追加と削除]を見てみると、「Internet Explorer」のチェックボックスがあったので、このチェックボックスにチェックを入れてみた。これでもう一度IEを追加するという意味になるのかどうかは分からなかったが、ものはためし、と思ってやってみた。
すると、タスクバーとスタートメニューにIEのアイコンが追加された。
「Internet Explorerを既定のブラウザにしますか?」のダイアログでは「はい」を選択する。
なんと、この操作の結果、IE8で別のサイトを開こうとしてもFirefoxが起動しなくなった!
さて、その後、おかしな動きをしていたIEのショートカットアイコンが削除されずにデスクトップに残っており、それと再設置されたIEのショートカットアイコンを比較すると、ショートカットのリンク先が異なることに気づいた。変な動きをしていたIE8のショートカットのリンク先を見てみると
C:\WINDOWS\ie8\iexplore.exe
となっていた。
新しく設置された問題ない動作をするIE8のショートカットのリンク先を見ると、
C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
となっていた。
何故、当初「C:\WINDOWS\ie8\iexplore.exe」にリンクするショートカットアイコンができていたのかの理由は不明だが、IE8をまともに動作させるには、「C:\WINDOWS\ie8\iexplore.exe」ではなく、「C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe」から起動させる必要があるのだろう。
今後、他のPCでIE6からIE8にアップグレードして変な動きをした際には、ショートカットのリンク先が「C:\WINDOWS\ie8\iexplore.exe」になっていないことを確認する必要があるのかも!?