梅が咲いていた! (愛媛県松山市堀之内)

2003年2月3日(月曜日)

今日は月曜日。愛媛県立図書館は休館日だけど、本を返却しに行った。
(返却ポストは、玄関前にある水色の細長い箱です。)
愛媛県立図書館は、松山市堀之内(松山城のお堀で囲まれた敷地内)にある。県立美術館の裏側にあるので日当たりが悪い。この建物は、1階が子供専用の図書館、2階が新聞閲覧室と自習室(中高生、資格試験の勉強をしている大学生、看護学生などがいる)、3階が一般図書館となっている。閉館時間は平日は19時。土日は18時。休館日は、日曜、祝日など。図書館の上階は、博物館となっている。生物の剥製、標本や鉱物、歴史資料、考古学遺物などが展示されている。閲覧は全て無料。読書や勉強に疲れたら、気晴らしに誰もいない静かな部屋で剥製の動物たちを眺めるのも・・・悪くはないけれど、怖い。生物の展示室を1人で見るのが怖い方には、綺麗な結晶などを見ることができる鉱物の展示室や、巨大な土器を展示してある考古学の展示室がお勧め。
(撮影:16時46分)
県図書に本を返却したついでに少し散歩しようと思った。
県図書の裏(南側)には松山城のお堀がめぐっていて、そのお堀と県図書の間には遊歩道がある。
紅葉も落葉も終わった今、寒々とした寂しい景色を想像していたのに、行ってみると暖かな淡いピンク色が目に飛び込んできた。
(撮影:16時51分)
梅が咲いていた。
なんだか、春がもう訪れたような錯覚を覚えた。
(撮影:16時53分)
梅:八重寒紅(ヤエカンコウ)。
(梅の幹に付けられている名札による。)
(撮影:16時54分)
八重寒紅は、濃いピンクか・・・。
去年の3月にここを歩いた時、この木が梅か桜か分からなくて困ったことがあったなあ。
(撮影:16時55分)
鮮やかなピンク色の八重寒紅の左隣には、白い梅があった。
(撮影:16時58分)
梅:冬至(トウジ)。
(梅の幹に付けられている名札による。)
冬至という名前を聞くと寒そうな印象を受けるけれど、花を見ていると暖かくなる。
逆説的。
(撮影:17時0分)
お堀の向こうを市内電車が走っていく。
(撮影:17時1分)
電車と梅・・・。
(撮影:17時4分)
少し東側に進むと、西日が気持ちよく梅に降り注いでいた。
(撮影:17時9分)
つぼみが多いから、もう少し経てばもっとにぎやかになるなあ。
(撮影:17時10分)
お堀の向こうの建物が白いから、梅の暖かさを強く感じた。
(撮影:17時11分)
電車と梅・・・。
(撮影:17時12分)
西日によって長い影ができている。
松山城やお堀の横の遊歩道には松の木が多い。
道のど真ん中に松の木が生えているのは面白い。
(撮影:17時13分)
松の巨木は、小さな梅の木を覆うようにそびえ立っている。
松ぼっくりが梅の木の枝にちょこんと座っていた。
(撮影:17時14分)
誰かがわざわざここに置いたのでなければ、上の松の木から落ちてきたのかな。
梅の花が全開になる頃にまた来ようと思うけれど、その時にまだこの松ぼっくりはあるだろうか。
(撮影:17時14分)
梅と松の位置関係。
松は巨木というほどでもなかったかもしれない。

梅の観賞がすむと、動物を観察することにした。
(撮影:17時15分)
鳥が泳いでいる。
渇水のため水位がとても下がっているから、泳ぐというより水底に足をつけて歩いているのかもしれない。
(撮影:17時21分)
なかよし・・・かな。

(鳥の左側にあるのはネット。)
(撮影:17時22分)
上の2人のすぐそばにいたのに相手にされなくて、1人寂しく泳いでいる鳥がいた。
1人だけでよく鳴いていた。
僕が近づいても逃げなかった。
人を恐れていないのかな。
僕が写真を撮り終わって去ろうとしたら、この鳥も去っていった。

次は梅が全開する頃。
そして、桜が咲く頃にここで散歩しようと思う。

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