成田空港発のジェットスターが悪天候で松山空港への到着が大幅遅延

今朝、成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401便)に乗ったら、途中で危うく、松山空港着ではなく、関西国際空港着に変わるところであった。

以下に、その時のことをすこし詳しく説明する。

...これまでに何度か繰り返しているお馴染みのパターンだが。

東京都葛飾区の金町駅前を午前1時57分に出発するバスに乗車。
成田空港には4時20分頃に到着。
搭乗手続き、荷物検査を終え、5時過ぎには搭乗口で待機。
飛行機の座席に座るやいなや意識消失。

日頃の睡眠不足もあり、とにかく眠いから、熟睡はできないとはいえ、とにかく眠る。

途中で目が覚めて、500円分の機内食(ココアとジェッ太のどら焼き)を朝食代わりに飲食する。
空腹が満たされると再び眠くなり、目を閉じる。

眠っているうちに、いつのまにか松山空港に到着しているであろう。

ふと目が覚めると到着予定時刻の7時50分を過ぎていた。

8時11分。

どうしたのだろう。
不思議に思っていたら...。

「松山空港が天候不良のため、関西国際空港に着陸することになりました。到着後の詳しいことについては、後ほど説明致します」

機長からのアナウンスだった。

え!?

早く家族に会いたいと思っていたので、このアナウンスにはショックだった。
眠気が吹き飛び、これからどうしようと考える。

窓の外を見る。

成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見えるモコモコの雲)
成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見えるモコモコの雲)。

雲がモコモコとすごいから、松山空港では大雨でも降っているのかなあ。

松山空港への着陸を諦め、関西国際空港に着陸した場合、ジェットスターがどのような対応をするかについては興味がある。
サービスの質を下げて低価格を実現しているジェットスターが、悪天候で目的地に到着できずに近隣の空港に着陸する場合、乗客達にどんな対応をするのか。

成田空港に無料で引き返すプランを提示されたら、嫌だなあ。
それだったら、関西国際空港から松山までは自腹で帰った方がマシか。
どれぐらい自腹を切ることになるのだろう。

関西国際空港に到着してからのことで頭を悩ませていると...。

8時18分。

「ただいま松山空港の天候が回復したため、あと10分ほどで松山空港に着陸できることになりました。安全運航のご協力ありがとうございました」

え!?

関西国際空港に着陸するのは決定事項だと思って悩みまくっていたのに、わずか7分後に、やっぱり松山空港に到着する、という方針転換が起きるとは!

嬉しい方針転換ではあるけれど、場合によっては、この数分の差で、やはり関西国際空港に着陸することになっていたのであろう、ということを考えると、本当に今回は幸運だったと思う。

これで予定通り、家族と会える。

座席に座っている時間が長くなるにつれ、腰痛がひどくなってきていたから、松山空港に着陸することになったのは、身体的な健康面でも嬉しい。

8時33分。

成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える海原と船)
成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える海原と船)。

海は穏やかで、船はのんびりとした航跡を描いていた。

あれ!?
かなり天気良さそう。

8時34分。
松山空港に着陸。

成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える松山空港への着陸時の風景)
成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える松山空港への着陸時の風景)。

乗客の女性の誰かが声を上げる。

「めちゃめちゃ晴れてるじゃん」

たしかに。

この天気だと、つい23分前、悪天候で松山空港への着陸を諦め、関西国際空港に着陸をする、という決定を下した状況が想像できなかった。

不確かな情報だが、濃霧が原因だったのかもしれない。
これは後で妻から聞いたことである。

予定到着時刻を大幅に過ぎても私が妻に連絡を入れなかったことから、松山空港にまで私を出迎える予定であった妻は、インターネットで飛行機の運行情報を調べたようだ。
公式サイトでは遅延状況がさっぱり分からなかった妻は、ツイッターで流れている情報で、おそらく濃霧で飛行機が遅延している、と判断したようであった。
本当に濃霧が立ち込めていたのかは分からなかったけれど、もしそうだとしたら、霧が短時間の間になくなった、ということなのだろう。
こんなこともあるんだなあ。

「ただいま松山空港に到着しました。松山空港への到着が悪天候のため到着が遅れましてご迷惑をおかけしました。ご理解とご協力ありがとうございました」

成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える松山空港の風景、ANAのプロペラ機)
成田空港6時10分発、松山空港7時50分着の飛行機(ジェットスター GK401)の窓から見える松山空港の風景、ANAのプロペラ機)。

ANAのプロペラ機から降りてくる乗客を眺めながら考える。
ANAも、近隣の空港に着陸する可能性があったのかなあ。

2018年6月9日午前8時44分の松山空港の風景、着陸後の飛行機(ジェットスター GK401便)
2018年6月9日午前8時44分の松山空港の風景、着陸後の飛行機(ジェットスター GK401便)。

快晴と言ってもいいぐらいに、気持ちよく晴れ渡っている。

松山空港を利用する場合、一般的によく見る風雨の天気予報だけでなく、濃霧注意報が出ていないかどうかも気にしておいたほうがいいのだろうなあ。

濃霧で飛行機が遅延、欠航となるのは大変だ。
今後、可能な限り、気をつけなければ。

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