Internet Explorer 9が「dw20.exe」というエラーで頻繁に強制終了した時の解決方法
Internet Explorer 9でWebサイトを閲覧していると、先日まで頻繁に以下のような「dw20.exe」というエラーが発生した。
この「Internet Explorerセキュリティ」というタイトルの警告ウィンドウは、Webページを新しく開いた瞬間に画面中央にボンッと表示される。
警告ウィンドウの内容は、以下だ。
Webサイトで、このプログラムを使ってWebコンテンツを開こうとしています
このプログラムは保護モードの外で開かれます。Internet Explorerの保護モードはお使いのコンピューターを保護するのに役立ちます。このWebサイトを信頼していない場合は、このプログラムは開かないでください。
名前 dw20.exe
発行元 Microsoft Corporation今後、このプログラムに関する警告を表示しない
この警告ウィンドウが表示されたら、[許可する(A)]か[許可しない(D)]のボタンのどちらかをクリックすることを迫られるのだが、どうしてよいかが分からない。
Yahoo!JAPANなど明らかに信頼できそうなサイトのページを見ていてもこの警告ウィンドウが出てしまうので、この警告ウィンドウが出る根拠にサイトの信頼性があるかどうかなどは関係ないのだろう。
たぶん、Internet Explorerの何らかの不具合だ、と思った。
どちらのボタンをクリックした時の結果だったか忘れたが、ボタンをクリックすると、「iexplorer.exe - アプリケーションエラー」というエラーも出てしまう。
この警告ウィンドウの内容は以下だ。
アプリケーションで、ハンドルできない例外が発生しました。
処理 ID=0x570 (1392)、スレッド ID=0x1580 (5504)
アプリケーションを終了するには[OK]をクリックしてください。
アプリケーションをデバッグするには、[キャンセル]をクリックしてください。
警告メッセージに凄いことが書いてある。
「アプリケーションをデバッグするには」って言われても、どこかの誰かが作成したウェブサイトを見ていただけだ。
自分が作ったアプリケーションに問題があって、自分が作ったアプリケーションの問題を解決するためにデバッグをするのなら分かるが、私が作ったものではない、Microsoftが作ったInternet Explorerの挙動が突然おかしくなったからといって、「アプリケーションをデバッグ」したいなどと思わない。
このデバッグ対象の「アプリケーション」がInternet Explorerだとしたら驚きだ。
私がInternet Explorerをデバッグできるわけがない。
Internet Explorerと連動して動く何かのアプリケーション(フラッシュ等)を指しているのだろうか。
そちらだとしても、私がデバッグできるわけがない。
(それらは、アプリケーション開発元がすべきことだ。)
上記の警告ウィンドウが表示されたら、[OK]ボタン、[キャンセル]ボタンのどちらをクリックしたとしても、閲覧しようとしていたページはクラッシュしてしまう(表示されない)から、再度ページを開き直すしかない。
これらに何か月かずっとイライラしていたのだが、ある時、Internet Explorer 9がクラッシュする時に「アドオン」についてのメッセージが表示されていることに気付いた。
その時に、以下のことに気付いた。
- 家電量販店で東芝ノートパソコンを購入してから、ブラウザはほぼ初期状態で使っており、実は購入当初からこの警告ウィンドウが出る症状が起きていた
- 会社で利用しているSonyのノートPCのInternet Explorer 9ではこのような問題が起きていない
これらを考慮すると、東芝ノートパソコンにプリインストールされている何らかのソフトウェアが悪さをしているに違いない、と思った。
[ツール(T)]→[アドオンの管理(A)]で、有効になっているアドオンを確認すると、
- 東芝プレイス ダイジェストワード
- TOSHIBA Media Controller Plug-in
という2つが有効状態になっていたので、これら無効化した。
設定変更後、数日しか経過していないが、毎日何度も発生していた「dw20.exe」というエラーが発生しなくなった。
本当にこれで直るといいなあ。
何度かIE以外のブラウザに完全に乗り換えようかと思ったこともあったが、長年親しんだIEを捨てられない、と思ってIEから離れることはできなかった。
できる限りIEを使いたい、と思っているので、これで直ってほしい。