羽田空港から小倉駅に最終便で移動した(最終バスには早く乗った方が良い)
昨日(2012年4月19日)の夜、羽田空港から北九州空港まで最終便の飛行機で移動した。
羽田空港から北九州空港まで最終便の飛行機は、ANA3893便でスターフライヤー運行のもので、
22時0分 羽田空港発
23時40分 北九州空港着
だった。
23時40分に北九州空港に着いた場合、北九州空港から街に移動する手段は数少ないながらもある。
事前に調べた時に今回利用できたら良いのに、と思ったのが「乗り合いタクシー」だ。
スターフライヤーの乗客として航空券を購入した場合は、博多までの乗り合いタクシーに1000円で乗ることができる。
これは非常にお得だし便利だ。私も、是非、この乗り合いタクシーに乗りたい、と思った。
しかし、落とし穴があった。
スターフライヤーのホームページ(http://www.starflyer.jp/checkin/shinkitakyusyu/taxi.html#fukuoka)で乗り合いタクシーのページを見ると、
ANA便名でご搭乗の方はご乗車いただけません。
という注意書きがあるように、ANAの乗客として航空券を購入した場合は、利用できない。私は、今回、ANAの乗客として利用したので、この格安乗り合いタクシーは諦めるしかなかった。非常に残念。
他に街に移動する方法は、バスを利用することだ。
だが、バスでは、乗り合いタクシーと違って、博多には行けない。小倉までだ。その点に注意して利用する必要がある。
バスは、23時55分に空港前から出発している。
羽田空港で航空券を買う際に、スターフライヤーのお姉さんに「最終便の到着が定刻の23時40分よりも遅れた場合でも、バスは待ってくれますよね?」と確認したところ、「最終便の到着時刻に合わせてバスは発車するので大丈夫です」と回答してくれたので、飛行機が遅れても北九州空港に取り残される、という心配もないことが分かっていたので、このバスを利用する、と決めていた。
飛行機が定刻通り、23時40分に北九州空港に到着したので、バスは予定通り23時55分に出発するだろうと予測し、「あと15分もある。よし、トイレに行こう!」と思って少しゆっくりしたところ、少し良くないことが起きた。
北九州空港の玄関口を出ると、何やら長蛇の列が見える。
何だこれは......と思って列の先頭付近に視線をやると、
バス
があった。
このバスは西鉄が運行している
23時55分 北九州空港発
24時42分 小倉駅バスセンター着
の最終バスだった。
長蛇の列だったが、バスは1台しかなかった。
乗れるのだろうか?という不安があったが、何とか乗れた。
しかし、通常の座席ではなく、補助席だった。
※補助席とは、通常の左右の座席の間にある通路上に臨時に設置する折り畳み式の席のことであり、それはつまり......座り心地が悪いし、窮屈だ。
さらに、このバスは、「北九州空港エアポートバス」という名称が付いているものの、小倉駅までノンストップのバスではなかった。
小倉駅に到着するまでに、何ヵ所かの停留所でバスが止まり、乗客が降りた。
補助席は通路上に設置されているので、私の後ろの席の乗客が降りるたびに、私は補助席を折り畳んで、立たねばならなかった。
北九州空港を23時55分に出発し、小倉駅に着いたのが24時45分頃だったので、約50分間バスの中でちょっと居心地が良くなかった。
良い座席(=通常の座席)に座るためには、空港のトイレでゆっくりしたりせず、バス乗り場まで急いで移動し、早くバスに乗った方が良かったのだろう。