メール送信時のエラー「Undelivered Mail Returned to Sender〜the volume of recipient's mailbox exceeded the local limit」の原因の1つと解決方法
私のPHSアドレス(〜@pdx.ne.jp)宛にメールを送信したところ、以下のエラーメールが返ってきた。
《差出人》
From: MAILER-DAEMON@pdx.ne.jp (Mail Delivery System)
《件名》
Subject: Undelivered Mail Returned to Sender
《本文》
This is the Postfix program at host mc-imt12-g.dav.pdx.ne.jp.
I'm sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It's attached below.
For further assistance, please send mail to <postmaster>
If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.
The Postfix program
<〜〜〜@pdx.ne.jp>: host 10.214.5.132[10.214.5.132] said: 552 We failed to
deliver mail because the volume of recipient's mailbox exceeded the local
limit. 〜〜〜@pdx.ne.jp (in reply to end of DATA command)
「Undelivered Mail Returned to Sender」という件名は、「送信者に返送された配信不能のメール」といった意味だと思う。
何故配信不能だったのか、という理由は、メール本文にあった。
We failed to deliver mail because the volume of recipient's mailbox exceeded the local limit.
「受信者のメールボックスの上限値を超えているため、メールを配送できなかった」という理由を書いてくれている。
つまり、
送信先(=受信者)のメールボックスに空きがないため、メールを配信できなかった
という意味だと思うから、要するに、私のPHSのメールアドレス「〜〜〜@pdx.ne.jp」のメールボックスの容量に空き領域がないのだろう。
ウィルコムのホームページで今調べたところ、なんと、昔は1MBだったが、4年前の2008年より、1MBだったメールボックスの容量が15MBにまで拡張されたようだった。
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2008/03/11/index_01.html
プレスリリース 2008年3月11日
株式会社ウィルコム
株式会社ウィルコム沖縄EメールサービスのメールBOXを1MBから15MBに拡張
株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜久川 政樹)および株式会社ウィルコム沖縄(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:仲里 朝勝)は、3月25日(火)よりEメールサービス利便性向上のため、メールサーバーのメールBOXに蓄積できる容量を現状の1MBから15MBへ拡張いたします。
最近のEメールの利用状況として、個人のお客さまは写真などの添付ファイル付きのメールや色やアニメで装飾した「デコラティブメール」といった、通常よりも容量が大きいメールを多くお使いいただいております。また、法人のお客さまは、会社からワードやエクセルなど添付ファイルの付いたメールをスマートフォンに転送するなど、ビジネス書類を大量にメールでやりとりされています。
そこで、お客さまにより快適にEメールサービスをご利用いただくため、メールサーバーのメールBOXに蓄積できる容量を現状の1MBから15MBへ拡張いたしました。また、他社携帯電話やパソコンも含めEメール送受信が無料となる「ウィルコム定額プラン」や「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン」にお申込みいただくことで、料金的にも機能的にもEメールサービスの利便性がより高まります。
今後もウィルコムはさらにお客さまにご満足いただける各種サービスの拡充を目指します。
メールBOXの容量変更の手順は以下の通りです。
■ 変更方法
(1) オンラインサインアップでセンターに接続し、メニューの「メールBOXサイズ変更」を選択
(2) 1MBから15MBに設定を変更
(3) 設定内容を確認し、終了以上
オンラインサインアップをすればPHSのメールボックスの容量を1MBから15MBに拡張できるようだったので、先ほど、早速拡張しておいた。
これで、メールボックスの空き領域が不足したことにより、送信者の元にエラーメールが返ってしまう、という問題が発生する確率は下げることができたと思う。