伊藤潤二 『地獄星レミナ』


別宇宙よりワームホールを通り抜けて現れた謎の惑星レミナが地球を滅亡させるまでの混乱を描いた怪奇SF作品。「レミナ」は、レミナの発見者である天文学者が娘の名前「麗美奈」にちなんで命名したため、惑星「レミナ」が地球を滅亡させることが判明した後は、娘の麗美奈が地球中の群集から命を狙われることになる。描写手法は怪奇・ホラー系統に見えるが、ストーリー的にはにSFとして十分楽しめた。
レミナみたいな星が本当にあったら怖いだろうなぁ。
(読書日:2005年11月7日)

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