迷惑メール|「はじめまして、白玉と申します」に注意
「はじめまして」で始まるメールタイトルでメールが届いたので私に連絡を取りたい人がいるのかと思って念のため確認してみたけれど、迷惑メールとしか思えないため、注意喚起。
「はじめまして」の挨拶から始まる迷惑メールの実例
メール送信元 :service@vip152.net
メール送信日時:2026年9月22日0時0分
メールタイトル:はじめまして、白玉と申します
白玉(はくぎょく)と申します。
送信元メールアドレスが不審なドメイン
送信元メールアドレスのメールドメインが見慣れぬドメイン「vip152.net」となっており、Google検索をしても公的な情報が見つからない。
Whois情報を確認したけれど、ドメイン所有者が誰なのかなどがよく分からなかったため、Whoisの結果を生成AIに聞いてみると、以下のような回答が得られた。
vip152.net の登録情報
ドメイン管理業者(レジストラ)
Gname.com Pte. Ltd.(シンガポールのドメイン取得・売買サービス会社)
作成日(Creation Date)
2025年11月10日
有効期限(Expiry Date)
2026年11月10日(わずか1年間の契約、使い捨てドメインに多い特徴です)
DNSサーバー(Name Server)
ALIDNS.COM(中国の企業アリババ系列のDNSサーバーが使われています)
所有者情報
所有者の個人名は「非公開」
本来であれば所有者(登録者)の氏名や住所が記載されるエリアですが、そこはプライバシー保護によって隠されています。
セキュリティ業界での評価
迷惑メール業者が好むレジストラ
今回判明した Gname(ジーネーム) は、アジア圏のドメイン売買プラットフォームとして有名ですが、「身元を隠してドメインを大量取得しやすい」ことから、アジア発の迷惑メール配信業者や詐欺グループが頻繁に悪用するレジストラとして、セキュリティ業界では非常によく知られています。
メールタイトルに名前入りの挨拶文があるので不審
メールタイトルに名前入りの挨拶文があると迷惑メール(詐欺メール)の可能性が高いと私は思っている(たまに本当に知り合いから名前入りのメールが届くこともあるけれど、ごくごく稀だ)。
毎日大量のメールを処理するユーザーはタイトルで優先度を判断するため、名前入りタイトルは「読ませるための罠」である可能性がある。
メール本文が自己紹介の一文のみで不自然
メール本文が「白玉(はくぎょく)と申します。」の一文しかなく不自然。
メール本文に用件が書かれていないのは、迷惑メール(詐欺メール)送信者の罠の可能性がある。
メール送信者としてはメール受信者が親切な人であることを期待し、「はじまめして、私は〇〇です。メール本文に用件が書かれていません。用件を教えてください」のような返信をしてくれることを期待している可能性がある。
このようなメールに返信してしまうと、送信先のメールアドレスが生きていること、送信先メールアドレスを利用中のユーザがきちんとメールを読んでくれる相手であること、騙しやすい相手であること、などの情報を迷惑メール(詐欺メール)送信者に与えてしまうことになる。
メールに返信をすると、迷惑メール(詐欺メール)送信者としては「カモがやってきた」と考えてユーザーをさらに騙そうとする動きを取るようになる。
返信することで迷惑メールのターゲットリストに登録される可能性があり、これまで以上に迷惑メール(詐欺メール)が大量に届くようになることも考えられる。
このようなことが考えられるため、この手のメールには絶対に返信をしない方がよい。
このメールが迷惑メール(詐欺メール)だと判断できるポイント(まとめ)
- メール送信元アドレスのメールドメインの情報がインターネットで見つからない。
- メールタイトルに受信者の注意を引こうとする名前と挨拶文がある。
- メール本文が自己紹介の一文しかなく、用件が分からない(受信者に用件を尋ねる返信メールを送ってもらうことを期待している可能性を感じる)。
皆さん、このような迷惑メール(詐欺メール)には騙されないようにご注意を。
メールに返信すると、金銭の要求をされたり、偽サイトに誘導をされたりするなどの問題が起こる可能性があるため、メールには絶対に返信しないように!