迷惑メール|DION「ご利用のアカウントから送信されたメールの確認について」に注意

DION(現au one net/KDDIが運営するインターネットサービスプロバイダー)の名を騙る迷惑メール(詐欺メール)が「ご利用のアカウントから送信されたメールの確認について」というタイトルで届いたので注意喚起。

迷惑メールの実例

「ご利用のアカウントから送信されたメールの確認について」というタイトルの迷惑メールの画面キャプチャ
メール送信元 :XXXXXXXXXX@h8.dion.ne.jp
メール送信先 :XXXXXXXXXX@h8.dion.ne.jp
メール送信日時:2026年9月24日10時6分
メールタイトル:ご利用のアカウントから送信されたメールの確認について

重要なお知らせ

ご利用のアカウントから送信されたメールについて、確認が必要です。

システム上、お客様ご自身のアカウントからメールが送信され、その確認を同じアカウントのご利用者にお願いする必要がある状態となっています。

現在の記録は以下のとおりです。

送信元:お客様のアカウント
確認対象:お客様ご自身のメール
確認者:お客様ご自身
処理状況:確認待ち

このメールの送信に心当たりがある場合も、ない場合も、以下のリンクから内容をご確認ください。

メールの内容を確認する

確認後、アカウントの最近のアクティビティをご確認いただけます。

アカウントアクティビティを確認する

確認が完了するまで、この通知はアカウント上に表示されます。

この通知は、アカウント上で確認されたメール送信情報に基づき自動的に生成されています。

h8.dion.ne.jp セキュリティチーム

メール送信元アドレスが私のメールアドレスになっている

自分でメールを作成して自分にメールを送信するようなことがない限り、メール送信元アドレスが私自身のメールアドレスで届く場合、私の経験上、100%の確率で迷惑メールと考えてよい。

迷惑メール送信者は「送信元アドレスを偽装する(なりすます)」ことが可能であり、自分自身のアドレスを送信元に設定して不安を煽る手口(いわゆる「なりすましメール」)がよく使われる。

メール本文内にあるリンク先サイトが不審なドメインになっている

「メールの内容を確認する」のリンク先URLを確認すると、以下のようになっている。

hxxps://darecicebe.z21.web.core.windows.net/2n68hxtnqj/
(安全のためURLの一部を加工。「hxxps」は実際には「https」)

「アカウントアクティビティを確認する」のリンク先URLを確認すると、以下のようになっている。

hxxps://darecicebe.z21.web.core.windows.net/2n68hxtnqj/
(安全のためURLの一部を加工。「hxxps」は実際には「https」)

一見すると、MicrosoftのWindowsに関係するサイトのように見えるけれど、ドメインの冒頭の文字列「darecicebe」を見た瞬間にWindowsのサイトが悪用されているように感じたので、ドメイン「darecicebe.z21.web.core.windows.net」について生成AIに安全性を聞いてみた。

生成AIにリンク先サイトが詐欺サイト(偽サイト)の可能性が高いと判断された

そのURLはフィッシング詐欺サイト(偽サイト)である可能性が極めて高いため、絶対にアクセスしないでください。

web.core.windows.net は、Microsoft Azureが提供する正規のストレージ機能(静的ウェブサイトホスティング)のドメインです。しかし、悪意のある攻撃者がこの無料・安価なクラウド機能を悪用し、本物そっくりの偽のログイン画面(Amazon、三井住友カード、えきねっとなど)を設置するケースが多発しています。

存在しないセキュリティチーム名

長年、@h8.dion.ne.jpというメールドメインでメールアドレスを利用中の私は、旧DION(現au one net)のことは多少は知っている。これまでに何度かDION関連のメールが届いているけれど、「h8.dion.ne.jp セキュリティチーム」という名前のセキュリティチームが存在したことはないと思う。DION関係者の内部にこのチームが実在するかどうかまでは私では分からないけれど、旧DION(現au one net)の公式サイトを見てもこのようなセキュリティチームは存在しないので、人を騙すために捏造されたセキュリティチーム名だと思う。

正規の企業やサービスであれば、必ず公式サイトにサポート窓口やセキュリティ担当部署の情報が掲載されている。旧DION(現au one net)の運営会社はKDDI株式会社という大企業であるから、セキュリティ関連の情報は公式サイトで確認できるはずだ。

このメールが迷惑メール(詐欺メール)だと判断できるポイント(まとめ)

  • 送信元メールアドレスが自分のメールアドレスになっている
  • メール本文内のテキストリンクのドメインが詐欺サイト(偽サイト)の可能性が高いドメインとなっている
  • 存在しないセキュリティチーム名が記載されている

皆さん、このような迷惑メール(詐欺メール)には騙されないようにご注意を。
メール本文のテキストリンクは絶対にクリックしないように。
もし、自分が利用しているメールアドレスの挙動がおかしいと感じたら、このような迷惑メール本文のリンク先で確認するのではなく、メールアドレス提供元の公式サイトで確認を!

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