| 主人公の少年カルノ・グィノーは、義理の姉のローゼリット・グィノーに香港に呼び出される。二人は共に魔法使いで、グィノー家の裏切り者アーネスト・藍(ラム)・グィノー(香港ジャック・ザ・リッパー)を倒すための死闘を繰り広げる。魔法という非科学的なファンタジーの概念と「遺伝子」、「免疫」などの現代科学概念が絶妙にからみあってストーリーが展開されていく。主人公は、幼少時に悪魔を喰らうことで悪魔と融合してしまった。ハイマンに「魂のキメラ」と評される主人公の今後の成長が気になる。 |
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第一部「香港ジャック・ザ・リッパー」は、カルノの悪魔化による暴走、ローゼリットの死を伴って終了する。グィノー家に見捨てられたカルノは、これからはハイマンの管理下に置かれる事になった。ローゼリットを失ったカルノに笑顔が戻る日は来るのだろうか。 第二部「破幻の眼」は、敷島勇吹(シキシマイブキ)が主人公。舞台は日本になる。酒好きの主人公は夜中に神社で酒を飲んでいると、不思議な美女と出会う。この美女は、ハイマンを軽く人差し指で小突いただけでバラバラにしてしまうほどの力がある。 第二部の主人公勇吹は優しくてのんびりしていて色々と面白い。今後の展開が楽しみ。 |
| 勇吹は、バイト先のコンビニでカルノと初めて出会う。仏頂面で英語を喋るカルノに対し、勇吹はオロオロとしながら学校で習った英語で必死にコミュニケーションを図ろうとする。この2人のやり取りがなかなか面白くなってきそうだ。この巻で勇吹の能力の凄さが分かった。どれだけ進化していくかが気になる。 |
| 勇吹を殺害することを極秘に命じられたカルノが勇吹を襲う。しかし、どうしてもとどめをさすことができない。勇吹は、カルノの苦悩に歪んだ顔を見て、カルノは人を殺せないことを悟る。一方、カルノは迷いつつも、勇吹を助けることを決意し、勇吹の特殊能力を目当てに勇吹を襲ってきた悪魔と対決することになる。カルノ、勇吹という2人の主人公がお互いを助けながらこれからどうなるかが楽しみだ。 |