写真集『ネコへの恋文』を読んだ感想


ネコへの恋文

写真集『ネコへの恋文』(著者:岩合光昭)を読んだ。

僕はネコになりたい」という岩合氏のメッセージが本の帯に書かれているが、まさにその通りだと思う。
人間の手で猫のふわふわな毛を触るよりも、猫になって猫同士でくっつけば、さらに気持ちいいのではないかと私はいつも思う。

岩合氏の他の写真集と同様に、この写真集にも多数の可愛らしい猫が登場する。

他の写真集との違いだが、この写真集には、心がキューンとする猫の写真が多いように思える。

これは、『ネコへの恋文』という本のタイトルからも想像できるように、猫への恋心を収めた写真集で、猫のことが好きで好きで好きでたまらなくて、もうその気持ちを抑えきれなくて、猫好きだーーー、という気持ちをいっぱい伝えている恋文なのだと思った。
猫好きであれば、この写真集を見るだけで、岩合氏の猫への恋心が強く伝わってくると思う。

私も猫大好きであるが、恋文を送るほどの心情の域には達していない。
我が家の飼い猫ゆきおのことはとても好きだが、ゆきおに恋文を送ろうとは思ったことはない。
私もいつかはゆきおに恋文を送る日がくるのだろうか。

この写真集における私のオススメの写真は、神奈川県逗子市で撮られた親猫の後ろをついて歩く4匹の子猫の写真
親猫は尻尾を垂らしているけれど、4匹の子猫は皆短い尻尾をピンと立てて歩いており、この様子が面白いし、可愛らしい。
猫の親子が仲良く歩いているだけでも可愛らしいのに、子猫達が親猫に置いていかれないように一生懸命になって親猫を追いかけていることが伝わってくるこの写真は悶絶しそうなほど可愛らしい。

次にオススメの写真は、イタリアのシチリア島でヒツジと一緒に写っている猫。
猫に比べるととても大きなヒツジと猫が一緒に可愛らしく写っている。

他にも可愛らしい猫の写真が多数あるけれど、言葉では語りつくせないので写真集を見ることをオススメ!

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