映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(字幕版)」を観た感想


【映画パンフレット】 ザ・マミー 呪われた砂漠の王女

エミフルMASAKIの映画館で上映されていた映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(字幕版)」を観てきた。
20時10分から22時10分まで上映時間のもので観てきた。

主人公のニック・モートン役ではトム・クルーズ、悪役の魅惑的なエジプトの王女・アマネット役ではソフィア・ブテラ(Sofia Boutella)が登場する。
ヒロイン役は、考古学者・ジェニー・ハルジー役のアナベル・ウォーリスであるが、私としては悪役のアマネットを演じたソフィア・ブテラの方がひょっとしたらヒロインなのではないかと感じるほど素敵な感じがした。

ヘンリー・ジキル博士に捕えられて苦しめられているアマネットを見てニック・モートンが助けるべきかどうかで逡巡しているように見えたのは、アマネットに心を魅了されていたのかもしれない。

ミイラから復活して次第に肉体を取り戻し始めていたアマネットはグロテスクさが残っているがそれでも美しさを取り戻しつつあったのは良かった。
もちろん、美しさの全盛期は、健康的な肉体美を誇っていたエジプト王女時代。
その時の美しい姿でニック・モートンの頭の中に姿を表せば、ニック・モートンが魅了されてしまうのも仕方がないのかもしれない。

ニック・モートンを評価できるのは、ヒロイン役の考古学者・ジェニー・ハルジーが水死した(と思われた)後はアマネットに魅了されることは一切なく、アマネットを打倒するために全力を尽くしたところ。

何とかアマネットも救える方法もあれば良かったと思うが、救えなかったのは残念。

一緒に映画を観た小学6年生の娘に怖かったかどうかを尋ねると、「怖い」ということであった。
たしかに、映画の途中で引きつった顔で何度も私の顔を見ていたので、怖かったのであろう。

私は怖いという気持ちはほとんどなく、恐怖心と戦う代わりに、睡魔と戦っていた。
アマネットを演じたソフィア・ブテラのシーン以外は、少し退屈だと感じてしまう時があり、5回ほど意識が飛んで数秒間眠りに落ちてしまうことがあった。

ソフィア・ブテラが王女・アマネットとして活躍するシーンをもっと増やしてくれていれば、もっと面白い映画になっていたのではないかと感じた。

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