漫画『トリニティセブン』第1巻から第16巻までを読んだ感想

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トリニティセブン 7人の魔書使い(16)<トリニティセブン 7人の魔書使い> (ドラゴンコミックスエイジ)

漫画『トリニティセブン』(原作:サイトウケンジ、作画:奈央晃徳)の第1巻から第16巻までを読んだ。

10巻ぐらいまでは読んでいたけれど、何年も続きを読んでいなくて内容を忘れてしまっていたので、1巻から最新の16巻までを連続して読んだ。
私は読むスピードが遅いので16冊分を読み終えるまでに8時間近くかかってしまった。
1冊あたり30分かかっている計算。

アラタという主人公がある日突然「魔王因子」というものを持ち、やがて魔王になって世界を滅ぼすことになるから、トリニティセブンと呼ばれる世界に7人いる可愛らしい女の子の魔道士達に命を狙われたり、命を狙ってきた女の子皆と仲良くなって、ハーレム状態になる、という何とも羨ましい展開ばかり続く漫画、ということは覚えていたが、細かなストーリーはすっかり忘れていた。

主人公の男の子が多数の女の子に好かれる、いわゆるハーレム漫画が面白いかどうかは、ストーリーが面白いかどうか、にかかっていると思う。
16巻分を一気に読むと、萌えっとした絵柄の可愛らしい女の子達を並べただけの漫画というわけではなく、ストーリーもしっかりと練られており、面白いということがよく分かった。
ほぼ休憩なしで8時間ずっとこの漫画を読んでしまった、という事実を考えると、私の中では上位に部類する面白い漫画であったと思う。

アラタの本命が幼馴染の従姉妹(という設定の)女の子・聖(ヒジリ)なのか、リリスという女の子なのかは16巻になってもはっきりしなかった。
真の魔王に仕える強力な敵が、おっとりした女の子で、アラタに裸で接してきたりと、本来はシリアスな展開になりそうなところが、お色気シーンばかりでシリアスさはほとんど感じられなかった。

1巻から16巻までを通して読むと、お色気シーンを取り入れることでシリアスな展開をほのぼのとした展開に変える方針が貫かれていることを感じた。
シリアスすぎる展開があまり好きではない私にとっては、お気楽な気持ちでずっと読めて良かった。

主人公の男の子・アラタや女の子達の感情描写が少なく、キャラが薄い気がしないでもないが、それもまた良い。
主人公達の苦悩や逡巡が読み手の心にダメージを与えるほど、深くリアルに描写されてしまうと、読んでいるとしんどくなる。
さばさばっとした軽い気持ちで読めると、心身が疲れている時に読んでも心に負担がないので、私は気に入っている。

可愛らしい人間の女の子、可愛らしい人間の女の子に変身した魔道書の写本・原典・剣などを眺めると心が癒され、魔道や魔法が登場する世界観とハーレム漫画が受け入れられるという方には、とても良い漫画だと思う。

次巻の17巻が待ち遠しい。

    


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