漫画『ナイツ&マジック』第1巻を読んだ感想


ナイツ&マジック 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

『ナイツ&マジック』(原作:天酒之瓢、漫画:加藤拓弐、キャラクター原案:黒銀)の第1巻を読んだ。

倉田翼(くらた つばさ)という優秀なサラリーマンは、サラリーマン時代はIT企業でプログラマーとして働いていた。
会社のメンバーに指示をしている様子を見ると、リーダー的な存在であることも分かる。
ボロボロに崩壊しかかっているプロジェクトの進行を、自らのスキルでカバーし、立ち向かっていく様子はとても頼もしい。
こんな人が会社にいたら、とても便りにされるであろう。
危機的状況にあるプロジェクトを救済するために、状況を分析している時の彼の脳裏に浮かぶのは、パソコンの画面に映るプログラム用の文字列などではなく、迫り来るロボットの大群。
ロボットは、ガンダムの世界で言うとザクのようなタイプ。

彼と私の仕事や役割は少し似ているところがあるけれど、私には莫大な量の仕事(やるべき事)が、自分を打ち倒そうとするロボットの大群に見えたことは一度もない。
彼は、とてもつもなく、ロボットが好きなんだなぁ、と思う。

仕事=敵ロボットの大群、自分=ロボットに乗って敵を打ち倒す。
そう考えられる彼は、凄い。

そんな彼は、あっけなく交通事故で死んでしまい、魔法が存在し、幻晶騎士(シルエットナイト)という巨大なロボットが存在する世界に転生する。
女の子と間違えられるほど可愛らしい男の子として。
名前は、エルネスティ・エチェバルリア。
友人達は、エルと呼ぶ。

転生した彼は、前世の記憶を引き継いでおり、この前世の記憶、特にプログラミング知識や経験が、魔法上達にとってとても役に立ち、ライヒアラ騎操士学園に入学した時点では、上級魔法まで使えるようになっていた。

交通事故で死んで異世界転生する話はよく見かけるけれど、私が気になったのはそこではなく、前世の会社の人達、困ったのかな、というあたり。
優秀な彼が事故死したことは悲しいだけでなく、大幅な戦力ダウンになったであろうから、大変であったろう。

さて、この主人公のエルは、うらやましすぎるなぁ。
転生したことがではなくて、アデルトルートとステファニアという可愛らしい女の子に抱きつかれているからだ。
ステファニアからは「騎士を目指してるなら お姉さんを守る騎士にならない?三食添い寝付きで!」とか言われるし、アデルトルートからは「・・・じゃあ、馬車の移動中は ずっと膝枕ね!」と言われるし、うーん、本当、羨ましい。

ストーリーが面白いだけでなく、キャラデザインが可愛いので、ほんわかした気持ちでドンドン読める。
第2巻が早く読みたいと思った。

  
 

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