アニメ『中二病でも恋がしたい!』全12話を観終った

「中二病(ちゅうにびょう)」の定義がよく分からないままこのアニメを観たのだが、第1話の冒頭で「中二病」とは何かを具体的なアニメ絵とナレーションで詳しく説明をしてくれたので、言葉の意味が何となく分かった。

さらに、最終回のエンディングでは、「中二病」についての新たな解釈を聞くこともできるので、興味深かった。

物語としては、「中二病」を卒業した(と自称する)高校1年生の男の子(富樫 勇太/とがし ゆうた)、「中二病」を患っている高校1年生の女の子(小鳥遊 六花/たかなし りっか)との間で繰り広げられる学園生活でのラブコメ。

物語前半はコメディ中心で楽しい要素が多い。

特に面白いのが、勇太が「中二病」キャラになる時の声が、コードギアスのルルーシュ・ランペルージそっくりになること。声優さんが同じ人だから当たり前だが、コードギアスファンとしては大変面白かった。

後半は恋愛が成就したと思ったら、なかなか重い話に切り替わり、暗い展開になる。

何故、六花が中二病になったのか、という背景描写などはよくできていたと思う。

個人的には、勇太と恋仲になる六花よりも丹生谷 森夏(にぶたに しんか)の方がいいなぁ。あれほど、面倒見がよく、性格の良いキャラクターもなかなかいないのではないかと思った。

さて、小学2年生の娘と一緒に観ていたら、勇太と六花が演じる「中二病」的な言動が大変気に入ったらしく、アニメを観ている途中、アニメを観終ってからも、彼らの言動を真似し始めた。

その様子を観て、私が「ああ、娘が、『中二病』になってしまった」とつぶやいたところ、

「え、まだ中学生にもなっていないのに!?小学二年生だから、『小二病(しょうにびょう)』じゃない?」

と妻に突っ込まれてしまった。(備考:妻はテレビの近くにはいたが、アニメはほとんど観ていない。)

たしかに、小学二年生に『中二病』という言い方はオカシイのかもしれない。

まあ、いいや。

娘が中学生や高校生にもなった時にでも改めて判断しよう……。

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