小学館『例解学習国語辞典 第9版 ドラえもん版』を小学校一年生の娘のために購入した

明屋書店 松前店に行った時に、小学館『例解学習国語辞典 第9版 ドラえもん版』を購入した。

私が小学生の頃も、小学生用の辞典を親に買ってもらっており、その時点が大変役に立っていたことを強く記憶していたので、是非、娘にも買ってあげないといけない、と思っていたが、つい買うのを忘れていて、今日買うことになった。

娘の大好きなドラえもんの絵が付いているので、娘にとっても親しみやすいと思う。

漢字がまだ読めない小学生のために、もちろん、辞書内の説明文に使用されている漢字には振り仮名がふってある。

私が書店で辞書の品質を確かめるために一番最初に調べた言葉は、「猫(ねこ)」だった。

分かりやすい、と思った。……残念ながら、「猫」の説明に、ドラえもんの絵を挿絵として使ってくれるような面白さはなかった。

まあ、こんなものだろう、説明文は分かりやすいから、問題ない、と思って辞書を買った。

家に戻り、ふと、他の言葉を調べてみることにした。

ドラえもんの大好きな「どら焼き」でも調べてみよう。

……残念ながら、辞書に掲載されていなかった。

まあ、いいか、と思って、娘に「ねこ」という言葉を調べる方法を教えた。

娘は面白そうに調べていた。

「じゃあ、次は、いぬ」と言って、楽しそうに「犬(いぬ)」の言葉を調べていた。

その様子を私もニコニコしながら見守っていた。

そして、「次は、ドラえもん、ね」と言われた。

私の中で小さな衝撃が走った。

ないだろうな、と思った。

案の定、「ドラえもん」などという言葉は辞書には掲載されていなかった。

「なんで、ドラえもん、がないの?ドラえもんの本なのに」というもっともな娘の質問には、「未来のことだから載っていないんだよ」といった訳のわからない回答をしたような気がする。とにかく、娘をがっかりさせたくなかったのだ。

しかし、意外なことに、娘は「ふーん」と冷めた感想を言った程度で、ほとんど気にしておらず、国語辞典をパラパラとめくって楽しそうに読み始めた(と言っても、精読しているようには見えないので、新しい本が楽しいだけなのかも!?)。

これから先、国語辞典を楽しく使ってくれると良いのだが……。 

今後に、期待したいと思った。


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