Dynabook Satellite 2510にDebian 3.1(sarge)をインストール

Dynabook Satellite 2510にDebian 3.1をインストールした時のインストールメモを以下に記載する。
  1. debianのサイトよりdebian-31r2-i386-binary-1.isoをダウンロードし、CD-Rに焼く。
  2. Dynabook Satellite 2510のCDトレイにCD-Rを挿入してCDブートする(デフォルトではDynabook Satellite 2510の場合は、キーボードの「C」を押しながら電源を投入すればCDブートとなるようだ)。
  3. Linuxのインストーラーが表示された際に標準インストールを選択すると、「CD-ROMドライブを見つけるためにハードウェアを検出しています」というメッセージに続いて「'Toshiba America InfoSystem ToPIC97'用のモジュール'yenta_socket'をロードしています...」と表示された後にフリーズしてしまう(進行度のメモリは2%の状態・・・)。仕方なく、このCDが提案する標準インストールは諦めて2.6シリーズのカーネルでのインストールを試してみたところ、あっさりとインストールできてしまった。なお、Dynabook Satellite 2510はLANコネクタが標準搭載されていないため、PCカード経由でLANを利用することになる。すごく昔にTurbo Linuxをインストールした時にはインターネット環境がAirH''しかなかったのでどうやってインターネットに接続していいのかさっぱり分からなくてインターネット接続は挫折したことがあるが、今回は簡単だった。HUBとパソコンをLANで繋げば接続できてしまった(ブロードバンドは楽でいいなぁ)。
《備考1:インターネット環境》
現在のインターネット環境は以下の通り。
ADSLモデムSVIII(ルータ機能・DHCPサーバ機能利用)



HUB(ハブ)



パソコン(Windows XP 2台、Linux 1台)

※ADSLモデム、HUB、パソコン間はそれぞれLANケーブルで接続。

《備考2:動作速度について》
DynaBook Satellite 2510(CDTAモデル PAS251JC)でのCPUはMMX Pentium 266MHz、標準メモリは64MB、ハードディスクは4.3GBとなる。Windows 98プレインストールのかなり旧世代のノートパソコンとなるのでこのようにスペックとしては低く、Debian 3.1(sarge)のインストール後の動作速度はあまり期待できない。私の個人的な感覚としては、ブラウザでのホームページ閲覧でも動作が大変遅く感じてしまう。しかし、個人的に楽しむという意味では、何とか使えないことはない・・・。

◆関連サイト
DynaBook Satellite 2510ハードウェア仕様(東芝PCギャラリー):
http://dynabook.com/pc/catalog/oldpc/satellit/s2510ap.htm
DynaBook Satellite 2510 ハードウェア仕様(東芝Linuxページ):
http://linux.toshiba-dme.co.jp/linux/jpn/spec.php3?model=PAS251

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