冥王星が惑星ではなくなってしまった・・・

本日、国際天文学連合(The International Astronomical Union:《略》IAU)の採決により、冥王星が惑星ではなくなってしまった。太陽系の「惑星」の数が9個から8個に変わっても、冥王星という星の存在が宇宙から消えてしまうわけではないのだが、今まで惑星として覚えて親しんできたので残念な気持ちになった。できれば、カロン、セレス(ケレス)、2003 UB313を惑星に格上げすることで冥王星をこれまでのように惑星の地位として存続させてほしかった。冥王星は今後は矮惑星と呼ぶことになるようだが、過去のSF小説やSF漫画を読んだり、SFアニメやSF映画などを観て「冥王星」という言葉に出会うたびに、惑星と矮惑星という言葉の定義について少々考えることになりそうだ。

前へ

いもとようこ 『いっしょがいいね!』

次へ

三原淳雄・木村剛 『騙されない社会人のための株入門—チャート分析に頼らない投資の常識』